サドルとナットチューニング ― 2010年09月22日
サドルとナットのチューニングで音は変わります。かなり・・・
これまで、いろいろ試しました。ナットは5個、サドルは7枚作っては試し・・・。
ようやく、YD-Customに求める音に合うセッティングを見つけたように思います。取り敢えずですけどね。
YDは納品後、丸2年経ちました。トップはシトカスプルース、サイド/バックはホンジュラスマホガニー。共に単板です。ボディシェイプは、ドレッドとoooの中間位のヤイリのラインナップにあるYD88。ボディ厚はドレッドと同等。ノンスキャ。
当初から中低音はマホらしい音がしていて特に低音は乾いたアタック音ながらズンと来ます。中音は角の取れた、でもヌケの良い音。まぁ、狙い通りです。
問題は高音で、2年経って当初よりはかなり出るようになってきたものの、もうちょっと太い音にしたい。弦をいろいろ試して良いのが見つかったけど、サドルとナットをいじってもっと変わるものなのか?腹にビンビン響くほどの胴鳴りをさせたい・・・
そんな思いから、いろいろ試しました。
現状のベストは、ナットは無漂白牛骨で、プレーンはやや点接点。巻弦はやや面接点。サドルは漂白牛骨。プレーンはやや面接点。巻弦は点接点。ネックはほ~んの少し順反りさせています。弦高は、12Fで、1弦は2.0mm。6弦は2.3mm。これより落とすと音が痩せます。
当然ながらサドルをいじった方が音は変わります。無漂白のサドルは硬い音になる傾向にあるようですね。漂白牛骨が良かったです。
象牙はちょっと音が甘くなります。でも、倍音は豊かになると思います。YDでは物足りない感じに聴こえたので却下になりました。TUSQは試していません。
今のところ、プレーン弦の響きもネックに大きく伝わるほどになっています。と書けばどの程度の鳴りかお分かりになるでしょうか?2年もののノンスキャロップでこの位鳴っていれば良い方だと思います。
ローコードのGをフラットピックでジャ~ンと弾くと12弦のようなバランスでシャ~ンときれいに鳴ります。プレーン弦の存在感が良い効果を出しています。
ヤバイ!自画自賛?あばたもエクボ?(笑)
これまで、いろいろ試しました。ナットは5個、サドルは7枚作っては試し・・・。
ようやく、YD-Customに求める音に合うセッティングを見つけたように思います。取り敢えずですけどね。
YDは納品後、丸2年経ちました。トップはシトカスプルース、サイド/バックはホンジュラスマホガニー。共に単板です。ボディシェイプは、ドレッドとoooの中間位のヤイリのラインナップにあるYD88。ボディ厚はドレッドと同等。ノンスキャ。
当初から中低音はマホらしい音がしていて特に低音は乾いたアタック音ながらズンと来ます。中音は角の取れた、でもヌケの良い音。まぁ、狙い通りです。
問題は高音で、2年経って当初よりはかなり出るようになってきたものの、もうちょっと太い音にしたい。弦をいろいろ試して良いのが見つかったけど、サドルとナットをいじってもっと変わるものなのか?腹にビンビン響くほどの胴鳴りをさせたい・・・
そんな思いから、いろいろ試しました。
現状のベストは、ナットは無漂白牛骨で、プレーンはやや点接点。巻弦はやや面接点。サドルは漂白牛骨。プレーンはやや面接点。巻弦は点接点。ネックはほ~んの少し順反りさせています。弦高は、12Fで、1弦は2.0mm。6弦は2.3mm。これより落とすと音が痩せます。
当然ながらサドルをいじった方が音は変わります。無漂白のサドルは硬い音になる傾向にあるようですね。漂白牛骨が良かったです。
象牙はちょっと音が甘くなります。でも、倍音は豊かになると思います。YDでは物足りない感じに聴こえたので却下になりました。TUSQは試していません。
今のところ、プレーン弦の響きもネックに大きく伝わるほどになっています。と書けばどの程度の鳴りかお分かりになるでしょうか?2年もののノンスキャロップでこの位鳴っていれば良い方だと思います。
ローコードのGをフラットピックでジャ~ンと弾くと12弦のようなバランスでシャ~ンときれいに鳴ります。プレーン弦の存在感が良い効果を出しています。
ヤバイ!自画自賛?あばたもエクボ?(笑)
コメント
_ deoemon ― 2010年09月23日 23時51分
_ ねこまんま ― 2010年09月24日 21時33分
deoemonさん。こんにちは。
やはり、そのような組み合わせになりますよね!
私も納得です!
ナットとサドルの材は違っていてもアリ!だと私も思いますよ。
今回カスタムメイドしたYDが初めてのマホボディなのですが、
マホガニーの音を作るのは繊細だと感じていますねぇ。
無漂白のサドルですと硬い音になるのですが、マホガニーの
硬い音って安っぽい音なんですよね。カンカン鳴る感じで。
でも、ちょっとの加工と調整で、このカンカンが目立たなくなる
ポイントがあるんです。それを探るのが大変でもあり、見つけたときは
嬉しくもあり・・・結局漂白牛骨は更に音が太くなったので採用しました。
マホボディを本来の鳴りにさせるには、非常に繊細な調整が必要な
印象を持ちました。
やはり、そのような組み合わせになりますよね!
私も納得です!
ナットとサドルの材は違っていてもアリ!だと私も思いますよ。
今回カスタムメイドしたYDが初めてのマホボディなのですが、
マホガニーの音を作るのは繊細だと感じていますねぇ。
無漂白のサドルですと硬い音になるのですが、マホガニーの
硬い音って安っぽい音なんですよね。カンカン鳴る感じで。
でも、ちょっとの加工と調整で、このカンカンが目立たなくなる
ポイントがあるんです。それを探るのが大変でもあり、見つけたときは
嬉しくもあり・・・結局漂白牛骨は更に音が太くなったので採用しました。
マホボディを本来の鳴りにさせるには、非常に繊細な調整が必要な
印象を持ちました。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://nekomanma.asablo.jp/blog/2010/09/22/5361835/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
ブログ内検索:
Loading
やってますね!(笑)
奇遇ですが、ぼくのヤイリは、現在ナットが無漂白、サドルが漂白です。
で、いい感じです。
あと、レイクウッドは、ナットが無漂白、サドルがタスクです。
これまたこの人にはいい感じです。
材が揃っていた方が何となく見た目の統一感があっていいようにも思っていたのですが、ねこまんまさんと一緒ということで妙に納得してしまいました。
サウンドメイクを考えたらこういうのもアリですよね。