今年も、らっきょう漬け2009年07月18日

毎年、地元産のらっきょうを農家から買って、甘酢漬けにしています。
自宅で漬けるのは、コスト安ってのもありますが、余計なものを入れないし、好みの味付けで漬けられるので、文句無くおいしい。

洗いが大変なのよ!
今年も、らっきょう漬けの季節になりました。
近隣の農家から5kg購入し、早速下漬けをします。
土を洗い流し包丁一本で、茎と根を切りきれいにしてあげます。 剥くのはもっと大変!
らっきょうの茎と根、薄皮をひとつひとつ取っていきます。この丁寧な仕事が上手く漬けられるかの分岐点になります。5時間の作業です...無になれます(^_^;

塩水漬けにします
続いて、塩水漬け。これには酢も入っています。1kg位の重しをして2週間ほど漬けます。これは、2週間前の画像です。

今年のタレには黒糖が
漬け汁です。黒いのは、沖縄土産の黒糖が入っています。
結構イイ味になっているような・・・

本漬けです
らっきょうを10秒位熱湯に漬けよく冷まします。その間に漬けビンの殺菌を行います。ホワイトリカーでふき取る要領です。

今年も仕込めました
さて、今年の味はどうでしょうねぇ・・・
ちょっと詰め込みすぎたかな?
4ヵ月後位が食べ頃かな?

北海道の夏~じゃがいもの花2008年07月20日

じゃがいもの花 北海道の夏は短いです。8月のお盆が過ぎると一気に秋になっていきます。今が一番良い時期だと言われています。今回も出張で北海道に行きました。羊蹄山の麓にある京極町。じゃがいもの産地です。
この日は北海道にしては珍しく湿気も高く蒸し暑い曇り空の日でしたが、麓のじゃがいも畑では、品種により微妙に色の違うじゃがいもの花が一面満開です。北海道の夏らしい風景にしばし足を止めパチリと。今年も沢山のじゃがいもの収穫ができることを願いつつ。

農業に関する仕事をしているので、各地の産地に行く事が多いのですが、この3年位で、温暖化の影響が各地に出ているようです。ここ北海道でも、それはあります。本来、冬場の寒さのおかげで浅い土中や草木に身を寄せる害虫は死滅する効果があるのですが、越冬してしまう虫も出てきているようで、つまりは、気温が高くなっているという裏づけとなっています。雪深い東北でもそれは見られるようです。
農家に聞くと、作物にもよりますが、気温が高くなってきているので、昔のやり方では作物が作れなくなってきていると言う方もいます。天候の異変は確実に起きているのです。この30年で北海道の平均気温は0.5~1.0℃も上がっているのです。

農業の現場に近いと他にも様々見えてきます。この国のこの先5年、10年、20年の食について、大きな変動が起こること、それも薄氷を踏むような状況になること・・・。残念ながら確かのように感じています。

タイトルとはちょっと離れたネタになってしまいました。すみません。

30坪農園2007年08月19日

2年目の菜園
それまでの何年か、近隣の農家に畑を借りて家庭菜園をやっていましたが、2年ほど前に30坪の土地を買いまして、何の気兼ねも無く耕しております。
以前、3年ほど農業法人に籍をおいていましたので、何となく農業は分かりますが、いろいろな種類の野菜を上手に作るのは、なかなか難しいですよね。私は、自給目的で作るので、例えば冬長ネギなどは200本ほど定植し、そのシーズンすべてをまかなう位作付けします(写真右側がそうです)。ですので、いわゆる多くの皆さんがやられている家庭菜園とは少々趣が違い、それほど多品種のものは作っていません。単価が高い「にんにく」は、絶対欠かせません(^_^;
それと、あまりこだわりはなくて、全てを有機栽培で作ろうなどとは考えていなくて、化学肥料と有機肥料(主に自家製ボカシ)折衷で作っています。もちろん堆肥も使用しています。農薬も必要な時は使います。とうもろこしには必ず使わなければとてもできません。
よく、「自分で作ったものは全ておいしい」という方がいますが、私はまだ、そうではありません。まだ自分の畑に合った品種が見つけられていないみたいで、どうも、トマトはおいしくないですね。
味の決め手は品種で決まります。有機農法で最高にうまくできても、品種の持つ特性(味)を越すことは、なかなかできないようです。ただ、おいしい品種(=甘い、柔らかい)は、虫も病気も大好きですので弱いものです。逆に病害虫に強い品種は堅かったり、食味が悪かったりで、自分の畑に合った品種を見つけるのに、何年かかかるでしょう。近くに農家が居ればいろいろ聞けますけどね。
収穫の喜びが一番ですが、土と触れるのはとてもリラックスできますね。ただ、この猛暑の中の草取りはダイエットには良さそうだけど、命がけですわ。
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