インディアンと狼~ペグつまみ2010年08月30日

チューナーボタンの新作です。
「狼と月」のデザインをいろいろ試しました。
狼に月いろいろ試しました
でも結局初作のデザインに落ち着きました。
今回は月のモチーフの材を、黄蝶貝に替えました。金色に光るので、よりリアルになるかな?
狼に月

そして、今回のチューナーボタンは裏面を異なるデザインにしてみました。「インディアンとモニュメントバレー」です。モニュメントバレーが今ひとつリアルさに欠ける形になってしまったのは愛嬌と言うことで。
インディアンとモニュメントバレー
こちらは、月に黄蝶貝。羽の部分は日本アワビを使用しています。
このデザインは1セット分製作するつもりです。

ライトゲージレポート~その42010年08月29日

DR PM-12 PRE-ALLOY Phosphor Bronzeです。
DR PM-12 PRE-ALLOY Phosphor Bronze
比較的太めの音ですね。張りたてでもあまりビキビキしません。巻弦は甘い音なので、ブライトな音を出したい人には物足りないかも知れません。プレーン弦は明るい音です。
JOHN PEARSE 600Lと同じような傾向の音ですが、JOHN PEARSEより若干軽めの音かな?という印象です。
テンションはやや弱めと感じました。
ゲージは「ミディアム」という名称となっていますが、弦の太さは、012, 016, 024W, 032W, 042W, 054W とライトゲージの太さです。
指弾きではもうちょっと音圧が欲しい感じです。ストロークの方が合っているかも知れません。
悪くないと思いますが、JOHN PEARSEに心を奪われている最中なので、次は無いかな?

木ハチの継ぎ目2010年08月26日

記事にしようか悩みましたが書きます!
気にしない方は気にならないのでしょうが、私は凄く気になります。
ギターのバインディング材は、セルか木が殆どです。セルの場合は外周をぐるっと巻きつけられますが、木の場合の多くは下の写真のように左右で2分割されています。
ヤイリでの木ハチ
そして、私の所有する2本のウッドバインディングが施されているヤイリギターの接合部は、双方斜めにカットされ接いでいます。この方法ですと、接合面が平滑になり接合部も目立たなくなります。しかも、ちゃんとセンターで接いでいます。当たり前なのでしょうが・・・
下は、'79 YW500R。当時のローエンドモデルですらこういう加工をしっかりやっています。
'79 YW500R

続いて、'08 YD-Custom。同様に綺麗な加工です。
'08 YD-Custom

さて、話はここからです。
先日とある都内の楽器店で弾かせていただいたギターをチェックしていたのですが、音は大変良く、今どきの良く鳴っているギターでした。
外観をチェックしていて、ボディのエンドピース近くを見ると、木のバインディングの接合がセンターから外れているし、上のような斜めに切れ込みを入れての接ぎではなく、そのまま、真っ直ぐ切った状態で接いでありました。いわゆるイモ接ぎ。何か素人工作みたいな仕上げで、かなりガッカリです。
音は良いのに、こういう木工がいい加減だと購入意欲は完全に無くなります。
気にされない方はどうでも良いかも知れませんが私はダメです。あまり目に付く部分ではないですが、こういう細かい配慮が欠けているということは、他の部分もいい加減な仕事をしているように思えてしまいます。
どんなに音が良くても、そんなギターに数十万円も払えません!
こんなモノを作っているとファンが離れていきますよ!

懐かしい写真集2010年08月23日

もう、20年近く前に買ったはずの写真集が見たくなって、家中を探しました。結局無かったのですが、「友人にプレゼントしてしまったかもしれないなぁ~」とあやふやな記憶を手繰ってみたものの、確信があるような無いような・・・結局無かったのだから仕方ない・・・「酋長の系譜」という写真集なんですがね。

でも、懐かしい写真集が出てきました。
まだ、銀塩写真全盛の時代、カメラに夢中になっていた時期がありました。中判カメラを持ち風景写真に没頭していた頃ですね。
その頃購入した2冊の写真集。嶋田忠の「カワセミ」「炎のカムイ」どちらもカワセミ科の鳥の写真集です。嶋田忠は鳥を中心に被写体にした写真家で、NHKでも映像制作したものがあったと記憶しています。

この人の写真集は、動きがあるのと、色や光の使い方が上手いな~と感じていたのでした。
使用カメラが、canonのF1だったりT90だったり・・・懐かし過ぎます。
懐かしい写真集

アカショウビンの赤は森に映えます!こういう写真を見ると、長玉持って一眼で狙いたくなってしまいますね。ちょっと血が騒ぎます。
アカショウビン

カワセミの瑠璃色は、まさに宝石です。フライフィッシングをしていると、渓流で良く出会いました。実際に見ると、この瑠璃色には感動します。釣ることを忘れて、彼の狩りを眺めていたものです。
カワセミ
とても懐かしい友に再会したような気持ちにさせてくれた2冊でした。

日本人の心配り・・・2010年08月08日

たまには、毛色の違う記事をば。
JR東日本の車内販売での話。所用の帰り、宇都宮線のグリーン車の車内販売で、ビールとおつまみを購入しました。ナッツを買ったのですが、半分ほど食べ進んで指がナッツに届かなくなってきたその時!
切れ込みが二つ!
袋の中ほどに開封用の切込みがもう1つあるのを発見しまして、それはもう感動したのです。
いや~わかってらっしゃる!
最後まで指が届くし!
これなら、最後まで指が届くので、袋を口に付けて「ザザッ」と必要以上に流し込む事もせずに、自分のペースで食べられます。

NREの提案なのか、メーカーの提案なのか、良くぞ気付いてくれました!たった1つの切込み。もしかすると、メーカーは包材の型を作り直したりしたのかも知れないけど、こういう心配りは確実に人の心を掴みます。あっぱれ!でした。

豚バラブロックなパオロッサ2010年07月30日

取引先での不毛な打ち合わせを終え、モヤモヤした気持ちを切り換えたいな~とJRに乗った帰途。フト遠回りにはなるけど、東急ハンズに寄ろう!と思い付きました!
これも、お導きなのです(汗)
フラ~っと木材売場の端材コーナーへ吸い寄せられるように行くと・・・
これは豚バラブロックですな
木材売り場なのに、豚バラブロックが置いてある!(笑)
しばし眺め、「買いだな・・・」と、しっかり握り締めレジへ向かって、\735お支払いしたのでした。
スモークしてベーコンにでもしてやろう!
ちょっと面白い杢にチューナーボタンの製作意欲がモリモリと・・・

白蝶と狼~ペグつまみ2010年07月28日

チューナーボタンの新作です。
白蝶貝のドットを使用して何か面白いデザインは無いものかと考えていました。
白蝶のドット・・・満月のようだな・・・狼!

で、作ってみました。シンプルな思考なのです!
ベタなデザインですが・・・
満月に向かって吼える狼・・・ベタなデザインですが(汗)
ウチの家族にはウケが良いです!
ベースはメイプルバール。
白蝶が今ひとつ輝く角度を選びます
白蝶は、アバロンよりも光に輝く角度を選びます。しっかりした光の入射が無いと、白濁色の丸になってしまうのが難しいところ。
う~ん。金色に近い黄蝶貝の方が良いかもしれません。
でも、それらしいでしょ?
メイプルバールの杢で、流れる雲というか空の空気感を現したつもりですが・・・

今年もらっきょう漬け2010年07月19日

今年も、らっきょうの甘酢漬けを仕込みました。
近所の農家から5kg分けてもらい、6時間の無になれる皮むき作業後、塩漬けしたのが2週間前。
無になれる6時間でした
そして今日、本漬けです。
塩漬けは、塩をらっきょうの重量の10%、酢を650㏄位、水を1350㏄位で、塩を良く溶かして漬け汁とします。1kg位のおもりをして漬け込みました。

これを、3時間ほど塩抜きをします。
塩抜きをします
この後、10秒位熱湯に浸して、冷まします。

漬け汁を作ります
本漬けの漬け汁を作ります。
水:400㏄位、氷砂糖と黒糖を合計で800g位、酢を400g位(総量は900g)。これを中火から弱火で沸騰しない程度に熱しながら砂糖を溶かします。
弱火で溶かします
黒糖は我が家のオリジナルです。今年のらっきょうは少し甘めにしようかと思っています。それと、爽やかな酸味を出したいので、酢の半量は熱せずそのまま使用します。
良く冷めたら残りの酢(500g)を混ぜ合わせます。
漬け汁の出来上がり
熱湯にさらしたらっきょうが冷めたところでビン詰めです。予めビンはホワイトリカーで消毒しておきます。
いよいよビン詰めですね
最後に漬け汁と鷹のツメ2本を入れて蓋をします。
これで寝かせます
冷暗所に寝かせます。4ヶ月後くらいからがおいしくなり出す頃です。さて、今年のはどんな出来になるかな?

「K.Yairi Pro Shop」 at 新大久保2010年07月18日

東京は新大久保にある、クロサワ楽器新大久保本店1Fに、「K.Yairi Pro Shop」がオープンしました。
ヤイリから社長始め、小池さん、道前さん、賀光GMがいらっしゃるとのことで、お祝いのご挨拶に行って参りました。矢入社長のトークライブにも、前日の夜にわざわざ予約して(笑)参加させてもらいました!

オープン記念イベントとして無料リペアもやるということ。珍しく小池さんが参戦されるというので、これはその雄姿を?拝みに行かなければ!
13時過ぎに現地に到着です。この日の午前中関東は梅雨明け宣言されまして、湿度も低く夏の強い陽射しが気持ちよかったですね。

店に入ると数人のお客さん。ミッチーがリペア中。イイ男です!
写真映りイイねぇ~ミッチー!
ん?作業台が1つしか無く、小池さんがやや暇そうに道前さんの作業を監視?していました(笑)。
早速ご挨拶して、そのまま立ち話していますと、徐々にリペアのお客さんも増えてきて、ヤジウマの私はお邪魔なのでマーチンギターなどの物色 をしていますと、GMがいらして目の前の200万や90万のマーチンをネタに雑談しておりました。とてもその話の内容は書けませんが・・・(笑)
そうこうしている内に、道前さんがクロサワ常設のリペア台で作業を始めて、ようやく小池さんもリペア開始です。kenさん渋っ!
ちょとシブいぞ~!kenさん!

14時を過ぎ、矢入社長のトークライブ開始です。
元気よね~社長!
相変わらず元気ですねぇKYさん!
いつも社長の話を聞くと、この方の懐の深さというか、物事を追求する姿勢というか、先人であるMartinやGibsonへの尊敬を忘れずに、次々と新しい発想で独自色を出していくその前向きさとか・・・言葉にしてしまうと簡単だけど、そこに至るまでの苦労や喜びは計り知れないものがあるのだと思います。そんな社長の心意気がヤイリギターの音になっていますし、小池さんはじめ社員の皆さんにも受け継がれている。会社としても魅力的なのです。同じ働く社会人として学ぶべきところが多いです。
私はヤイリギターを30年使い続けています。単に製品としてのギターに惚れ込んでいるだけではなく、こういった全てを惚れ込んでいるのですね。じゃなきゃ休日にわざわざ2時間近くかけて新大久保まで行きません!

トークライブも終わり、ちょっと気になった店内に置いてある、80年製のGuild D35を試奏させてもらいました。ネックは逆反りしていたけど、枯れてかなり良い音出してました。いわゆるギルドのマホガニーの音です!ギブソンほどジャキジャキせず、マーチンほど太くない。イイです!
常々感じていたのですが、80年初頭くらいまでのヤイリの音の傾向は、ギルドに近いのではないかな?まぁ、私の'79 YW500Rがそうだけなのかも知れませんが・・・

もう一日。頑張ってください!

シリコングリースでぐにゅ~!2010年07月12日

もうちょっと気の利いたタイトルは無かったものか・・・

チューナーボタンを製作する過程では、幾度となくチューナーボタンの脱着を繰り返し、その装着具合を確かめます。
YD-Customには、GOTOHのSGV510Zが装着されています。このペグのギア精度は言うまでも無く素晴らしく、その回す質感も大変良いのです。「ぐにゅ~」という適度な抵抗感とスムーズな動きは、一度体験したら他のペグでは満足できなくなるほどです・・・私はね。
SG510シリーズは本当に素晴らしい!

しかし、チューナーボタンの脱着を繰り返すうちに、この「ぐにゅ~」感が損なわれていきます。私はてっきり、この「ぐにゅ~」はギアの精度やギアの表面加工によるものだと思っていたのですが、どうやらそれだけでは無いようです。
よくよく見ると、シャフト部にシリコングリース状のものが付着しています。手持ちにある同じゴトーのSG301にはそれらしいものは付着していなかったと思います。あぁそういうこと?

SG510の「ぐにゅ~」はシリコングリースによる所も大きい?

早速確かめます。SG301の「ぐにゅ~」化です。
SG301は、SG510に比べれば若干スムーズさが異なります。引っかかる所があるものもあります。引っかかる感の強い個体で試します。
まず、チューナーボタンが装着されている部位のワッシャーの構成を確認します。
SG301のワッシャー
5枚の構成で、2番は樹脂。3番4番はスプリングワッシャー(と言ってもグルグルのスプリングではないですよ)ですね。
バラしてみたのが下の写真。
SG301のワッシャー
これらのどこが可動部なのか?ビデオで確認してみます。(MPEG1 約2.2MB)
mpeg1 約2.2MB

あらゆる所で摩擦はあるようです。全てのワッシャーにグリースを注入する必要があるようです。SG301の場合遊びがあります。トルクがかかるまでの回り始めと後では回る部位が変わるのが判ると思います。ビデオでは編集しましたが、逆回転も同じ動きでした。
また、個体によって可動部が異なるもの、ビスの締め付け具合でも可動部が異なります。要は全てのワッシャーにグリースが必要と言うことです。

では、シリコングリースを塗りたくりましょう!
シリコングリース
近所のホームセンターで80g入りで\650くらいでした。(少々多い)
シリコングリースは、PCを自作される方には馴染みのあるものだと思います。CPUの放熱部とCPUファンを密着させる際に使用するものです。余談でした。
シリコングリースは、油を主成分としないためゴムシールなど油に弱い部位に使えますが、ギターの塗装などにはどのような影響があるかわかりませんので、試そうと思っていらっしゃる方はくれぐれも自己責任で!
塗りたくります
では、続けます。
とにかく、塗りたくります。後で拭き取れば良いのです。
綺麗に拭き取ります
グリグリ回して馴染ませた後、綺麗に拭き取ります。
さてさてどうかな?・・・

「ぐにゅ~」になりました!

ビスの締め付け具合も微妙に調整が必要です。しかし、グリースを施したものとそうでないものでは明らかに異なります。

先ほども書きましたが、どこにどのような影響が現れるかわかりませんので、試される場合は自己責任でお願いしますね。
くれぐれも、ペグのギア部、特にオープンバックのギア部にグリースを注すのは危険です。埃などが逆に付着してギアを傷つけることになりかねません。ギア部のメンテナンスはリペア業者等にお任せすることをお勧めします。
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