オペアンプを使ったECMアンプの音 ― 2009年12月27日
新作のECMプリアンプの音を聴いてみましょう。
ECMの貼り付は下の写真の位置にしました。場所によってハウリングを起こしやすそうな拾い方をするので、いろいろ試したところ、この場所が良いようです。
MIXPRO側の設定は、BassとBass-Trimは絞り切っています。Trebleは、4割位開けています。内部のトーン設定(ECM側)は、Low-cut range をHIにしています。これで、100Hz周辺のブーミーをカットします。
Low-cut trimは、中間位でしょうか。下の写真の右側です。
MIXの割合は、ECM:Piezo=6:4位です。全体のトーン設定は、個別のトーン設定が効かないPiezo側の音をBassとTrebleである程度決めて、ECM側のLow-cut trimでちょうど良い感じにします。余りギラギラしない程度とでも言いますか・・・
で、音です。まずは、ノンエフェクトでそれぞれの音を聴いてみましょう。続けて演奏しています。1番目がコンタクト型のPiezo。2番目がECM、3番目がMIXしたものです。
◆ピエゾ/ECM/MIXの比較(MP3:約1486KB)
続いて、MIXしたものにソフトエフェクトでリバーブのみかけたものです。
◆MIXにリバーブをかけると(MP3:約496KB)
いかがでしょう?ちょっとジャリジャリな音ですが、もう少し太い音に調整しましょうかね・・・今回はこんな感じで許していただいて・・・。
まだ、中低音域を膨らませる余裕がMIXPRO側にはあります。結構イケる音源になったと私は感じていますが・・・。
この後段にパライコをかませて更に調整すれば、まだ音は作れると思います。
配線図を載せておきます。
ECMの貼り付は下の写真の位置にしました。場所によってハウリングを起こしやすそうな拾い方をするので、いろいろ試したところ、この場所が良いようです。
MIXPRO側の設定は、BassとBass-Trimは絞り切っています。Trebleは、4割位開けています。内部のトーン設定(ECM側)は、Low-cut range をHIにしています。これで、100Hz周辺のブーミーをカットします。
Low-cut trimは、中間位でしょうか。下の写真の右側です。
MIXの割合は、ECM:Piezo=6:4位です。全体のトーン設定は、個別のトーン設定が効かないPiezo側の音をBassとTrebleである程度決めて、ECM側のLow-cut trimでちょうど良い感じにします。余りギラギラしない程度とでも言いますか・・・
で、音です。まずは、ノンエフェクトでそれぞれの音を聴いてみましょう。続けて演奏しています。1番目がコンタクト型のPiezo。2番目がECM、3番目がMIXしたものです。
◆ピエゾ/ECM/MIXの比較(MP3:約1486KB)
続いて、MIXしたものにソフトエフェクトでリバーブのみかけたものです。
◆MIXにリバーブをかけると(MP3:約496KB)
いかがでしょう?ちょっとジャリジャリな音ですが、もう少し太い音に調整しましょうかね・・・今回はこんな感じで許していただいて・・・。
まだ、中低音域を膨らませる余裕がMIXPRO側にはあります。結構イケる音源になったと私は感じていますが・・・。
この後段にパライコをかませて更に調整すれば、まだ音は作れると思います。
配線図を載せておきます。
オペアンプを使ったECMアンプを試す ― 2009年12月23日
ちょと仕事が忙しくなっていたので、更新に間が空きました。
当然の事ながらECMの工作も?ようやく手をつけられました。
今回はオペアンプを使ったアンプを試作してみました。
参考にした回路図は、こちら。
ノイズも少なくよい感じです。では、早速。
オペアンプは、LME49720NA。秋月で\270。回路図の石とは違うけど、抵抗などはそのままで作ってみました。ジャックが3個あるのは、手前からECM、ピエゾ(圧電スピーカー)、MIXPROへ(ファンタム給電も)。
ピエゾは2個を2.5mmプラグに接続しジャックインします。基板側にコンデンサを1個だけ付けてMIXPROに送る形です。Tip側に接続です。
今回のピエゾは、ブリッジプレート。それもサドル直下に装着しました。音の方向性としては、ECMで基本の音。ピエゾで音の輪郭を構成するようにしてます。ですので、アンダーサドルのような音を求めています。 James Taylorの「One Man Band」の音が目標です。
ECMは、ご覧の場所に装着です。
ユニットは、バックに再剥離可能な両面テープで固定しました。
音は大変良い感じです。ECMをMIXPROのローカットが利く方(Ring側)にしたので音のバランスも文句なしですね。これは使えます!
当然の事ながらECMの工作も?ようやく手をつけられました。
今回はオペアンプを使ったアンプを試作してみました。
参考にした回路図は、こちら。
ノイズも少なくよい感じです。では、早速。
オペアンプは、LME49720NA。秋月で\270。回路図の石とは違うけど、抵抗などはそのままで作ってみました。ジャックが3個あるのは、手前からECM、ピエゾ(圧電スピーカー)、MIXPROへ(ファンタム給電も)。
ピエゾは2個を2.5mmプラグに接続しジャックインします。基板側にコンデンサを1個だけ付けてMIXPROに送る形です。Tip側に接続です。
今回のピエゾは、ブリッジプレート。それもサドル直下に装着しました。音の方向性としては、ECMで基本の音。ピエゾで音の輪郭を構成するようにしてます。ですので、アンダーサドルのような音を求めています。 James Taylorの「One Man Band」の音が目標です。
ECMは、ご覧の場所に装着です。
ユニットは、バックに再剥離可能な両面テープで固定しました。
音は大変良い感じです。ECMをMIXPROのローカットが利く方(Ring側)にしたので音のバランスも文句なしですね。これは使えます!
ECM+アンダーサドルピエゾはどうだ! ― 2009年10月11日
ちょっと前の書き込みで「James Taylor ~ One Man Band」を観た書き込みをしました。う~ん。JTのギターの音は大変よかった!
確かJTは、L.R.BaggsのLB6を使っていたはず。他のライブ音源ではアンダーサドルピエゾのビキビキな音を出していた。今回の音源はコンデンサマイクとのMixのようで、大変よろしい。
今回、自作ピックアップのバリエーションにはアンダーサドルピエゾとECMのMixも試すつもりだったし・・・「じゃ、やってみっか!」ということで、やってみました。
所有している、'79 K.Yairi YW500R にはSystem500と呼ばれるアンダーサドルピエゾ+プリアンプを実装しています。
では、早速音です。前半がピエゾ、後半がECMです。ちょっとノイズが乗ってます。
◆ピエゾとECMの音(MP3:約703KB)
ピエゾ(前半)は、イコライザの設定もありますが、あまりビキビキしない設定にしてあるものの、アンダーサドルだなぁ~という音です。
後半はECM。ピエゾに比べると上の音が強調されない分、生音的な容量感がある響きになっていると思います。でも、どちらも片方だけだと物足りない・・・。
で、ミックスしてみると・・・こちらもノイズが乗ってます。
◆ピエゾとECMのミックス(MP3:約1882KB)
役割的には、音の輪郭の強調としてピエゾを、響きをECMに担わせる音作りになると思います。
それぞれ独自にそのようなトーン設定しています。
もっとプロっぽい音にするには、パライコでの設定と、dry/wetのミックス具合が最低限必要になるでしょう。
アンダーサドルも悪くないです。ライブでは、こちらのペアの方が音ヌケが良いかも知れません。でもサドルには手を加えたくないなぁ~。
実は、この一連の試行は、YD-Customや後に製作するbyKenに載せるピックアップの選択のためです。まぁ、自作できるものはやりたいですし、どういった組み合わせが求める音になるのか・・・
今の所、ピエゾ+ECMのペアが良いですね。でもピエゾはアンダーサドルは避けたいです。そういう意味では、iBeamは以前からマークはしているんですが・・・
自作ピエゾをブリッジ直下に貼り付けてみようかとも思っていますが、素子との間にかませる素材を研究する必要があるかもしれません。
それと、やっぱりピエゾ+ECM双方のトーン設定が細かくできるプリアンプが必要ですね。作る?か?
結局、L.R.BaggsのDual Source に近くなっていくようですが・・・
確かJTは、L.R.BaggsのLB6を使っていたはず。他のライブ音源ではアンダーサドルピエゾのビキビキな音を出していた。今回の音源はコンデンサマイクとのMixのようで、大変よろしい。
今回、自作ピックアップのバリエーションにはアンダーサドルピエゾとECMのMixも試すつもりだったし・・・「じゃ、やってみっか!」ということで、やってみました。
所有している、'79 K.Yairi YW500R にはSystem500と呼ばれるアンダーサドルピエゾ+プリアンプを実装しています。
では、早速音です。前半がピエゾ、後半がECMです。ちょっとノイズが乗ってます。
◆ピエゾとECMの音(MP3:約703KB)
ピエゾ(前半)は、イコライザの設定もありますが、あまりビキビキしない設定にしてあるものの、アンダーサドルだなぁ~という音です。
後半はECM。ピエゾに比べると上の音が強調されない分、生音的な容量感がある響きになっていると思います。でも、どちらも片方だけだと物足りない・・・。
で、ミックスしてみると・・・こちらもノイズが乗ってます。
◆ピエゾとECMのミックス(MP3:約1882KB)
役割的には、音の輪郭の強調としてピエゾを、響きをECMに担わせる音作りになると思います。
それぞれ独自にそのようなトーン設定しています。
もっとプロっぽい音にするには、パライコでの設定と、dry/wetのミックス具合が最低限必要になるでしょう。
アンダーサドルも悪くないです。ライブでは、こちらのペアの方が音ヌケが良いかも知れません。でもサドルには手を加えたくないなぁ~。
実は、この一連の試行は、YD-Customや後に製作するbyKenに載せるピックアップの選択のためです。まぁ、自作できるものはやりたいですし、どういった組み合わせが求める音になるのか・・・
今の所、ピエゾ+ECMのペアが良いですね。でもピエゾはアンダーサドルは避けたいです。そういう意味では、iBeamは以前からマークはしているんですが・・・
自作ピエゾをブリッジ直下に貼り付けてみようかとも思っていますが、素子との間にかませる素材を研究する必要があるかもしれません。
それと、やっぱりピエゾ+ECM双方のトーン設定が細かくできるプリアンプが必要ですね。作る?か?
結局、L.R.BaggsのDual Source に近くなっていくようですが・・・
ECMユニット第2弾! ― 2009年09月22日
ちょっと回路を見直して、電源安定化のコンデンサ入れたり、LPFの抵抗を可変にしてみました!
よくなりましたよ!
ヴォリュームでカットオフ周波数を可変にしてみました。
追記です。
マイクの実装は写真のようにサウンドホール脇に、マイク本体を覗かせてみました。
ユニットの実装も写真の通りで、剥離可能の両面テープで固定しています。ケースはひと回り大きくなりました。
回路はこんなです。
んで。音はこんなです。私的には良い感じなんですが(汗)。
エフェクターはリバーブのみです。
もちろん。コンタクトとのミックスです。コンタクト6のコンデンサマイク4くらいの割合です。
◆こんな音(MP3:約2228KB)
すみません。録りなおすの面倒なので、一発録りです。雑な演奏ですみません!
よくなりましたよ!
ヴォリュームでカットオフ周波数を可変にしてみました。
追記です。
マイクの実装は写真のようにサウンドホール脇に、マイク本体を覗かせてみました。
ユニットの実装も写真の通りで、剥離可能の両面テープで固定しています。ケースはひと回り大きくなりました。
回路はこんなです。
んで。音はこんなです。私的には良い感じなんですが(汗)。
エフェクターはリバーブのみです。
もちろん。コンタクトとのミックスです。コンタクト6のコンデンサマイク4くらいの割合です。
◆こんな音(MP3:約2228KB)
すみません。録りなおすの面倒なので、一発録りです。雑な演奏ですみません!
ECM+Piezo デュアルシステム ― 2009年08月23日
コンデンサマイク向けのローカットフィルターを入れた回路ボックスを
新たに作りました。今度は、マイク側もジャックを付けて、セパレートできるようにしてみましたが・・・
因みに回路は、こんな感じです。CRハイパスフィルターが基本になってます。L.R.BaggsのMixProを使うので、アンプ側からは、ファンタム(9V)電源がやってきます。非常にシンプル!
コンデンサの直列配列が、カットオフ周波数を探った痕跡です。とりあえず、これで第一号とします!
基板への実装はこんな感じです。
配線はこんな感じです。ちょっと真面目に作りました。
YW500Rへは、こんな実装。
さてさて、肝心の音ですよね!
これまでの、マグ+コンタクトとはちょっと違う音の抜け方があると思います。コンデンサ+コンタクトの音です。
何とかの一つ覚えの曲ですが・・・
◆まずは、こんな音(MP3:約1308KB)
再生環境で分かりにくいと思いますが、そもそもマグを捨てて?(はいませんが・・・)コンデンサマイクに触手が伸びたのは、音の抜けです。特に低音部。どうしてもマグはブーミーなコイルの音(当たり前なんですが)。そしてエアー感。音抜けと関係してますが、奥行き感のある音を再現したかったですね。
目指す音は、Tommy Emanuel!あの音は、弾き手のパワーも関係してきますが、ナチュラルな響きは心地良いです。私の持っている機材類では、マグではどうしても難しい領域の音だと思います。
まだ、フィルターのカットオフには満足していませんし、若干ハムノイズが乗る感じですので(まぁ、PCの目の前で弾いてますので)、この辺りの改造が今後の楽しみです。まだ暫くはアキバ通いが続きそうですな(汗)
因みに、コンタクト2枚と、今回のコンデンサマイク、基板やパーツ、ケーブルなど全て含めての材料費は、890円でした!
因みに回路は、こんな感じです。CRハイパスフィルターが基本になってます。L.R.BaggsのMixProを使うので、アンプ側からは、ファンタム(9V)電源がやってきます。非常にシンプル!
コンデンサの直列配列が、カットオフ周波数を探った痕跡です。とりあえず、これで第一号とします!
基板への実装はこんな感じです。
配線はこんな感じです。ちょっと真面目に作りました。
YW500Rへは、こんな実装。
さてさて、肝心の音ですよね!
これまでの、マグ+コンタクトとはちょっと違う音の抜け方があると思います。コンデンサ+コンタクトの音です。
何とかの一つ覚えの曲ですが・・・
◆まずは、こんな音(MP3:約1308KB)
再生環境で分かりにくいと思いますが、そもそもマグを捨てて?(はいませんが・・・)コンデンサマイクに触手が伸びたのは、音の抜けです。特に低音部。どうしてもマグはブーミーなコイルの音(当たり前なんですが)。そしてエアー感。音抜けと関係してますが、奥行き感のある音を再現したかったですね。
目指す音は、Tommy Emanuel!あの音は、弾き手のパワーも関係してきますが、ナチュラルな響きは心地良いです。私の持っている機材類では、マグではどうしても難しい領域の音だと思います。
まだ、フィルターのカットオフには満足していませんし、若干ハムノイズが乗る感じですので(まぁ、PCの目の前で弾いてますので)、この辺りの改造が今後の楽しみです。まだ暫くはアキバ通いが続きそうですな(汗)
因みに、コンタクト2枚と、今回のコンデンサマイク、基板やパーツ、ケーブルなど全て含めての材料費は、890円でした!
今度はコンデンサーマイク自作! ― 2009年08月15日
マグ+コンタクトでは、小池さんからもご助言いただき、それなりの音になってきました。しかし、どうしてもエアー感の再現には限界があります。
やはり、コンデンサマイクか!
と、自作できないかと調べますと、Panasonicの「WM-61A」というカプセルが、自作派には高音質で評判が良いとのこと。早速調べますと、1個\100だったりしまして、こりゃ自作ですよ!
で、作っちゃいました!写真上のスポンジ部分にコンデンサマイクが仕込んであります。下の黒い部分が、電源を受けたり、インピーダンスを稼ぐ回路を仕込んであります。M1で使ったプラグをそのまま差し込めるようにしました。
Panaのサイトを見ると、若干の回路が必要。こちらをご覧ください。
L.R.BaggsのMixproから電源供給もしますが、9Vなので少々感度が良くなり過ぎるかもしれないので、カタログにあるカップリングコンデンサの前段に2.2kΩの抵抗を入れました。これで、電圧は4.5V程度になります。また、コンデンサの容量は1μFにしています。いずれも、秋葉原にて購入!1セット総額で\500くらいでしょうか・・・
ちょうど良いケースと基板があったので、これに実装します。
M1のプラグをそのまま使うので、3.5ミリのジャックを実装しました。
裏はこんな感じです。チョット下手ですが・・・。
Panasonicの「WM-61A」って、こんなに小さいんです。直径6mmです。
基板からシールド伸ばして、半田付けします。
こんな感じです。
さて、このマイクをどうやって本体に取り付けるか?
ヒントがありました!L.R.BaggsのDUAL SOURCEのコンデンサマイクの取り付けをパクります。
そうです!スポンジで包んで貼り付けるのです!これなら接着面からの距離は稼げますし、本体の振動を損なうのを極力避けられます。
ちょうど、千石電商に売っていたので、迷わず購入しました。
2枚でサンドイッチします。
これで完成です。あとは実装。
マイクの貼り付け位置ですが、低音域の音の拾いが良すぎるので、L.R.BaggsのDUAL SOURCEの取説に記載してある場所だと、歪む感じなので、いろいろポイントを探して、サウンドホール付近に貼り付けました!コンタクトとの合わせ技です。M1は暫くお休みいただきます。
「WM-61A」は、大きさと値段(\100)で判断してはいけません。これはあなどれません!かなり良い音で拾います。
これから音は作りますが、どうも、出力レベルのバランスがよろしくないようなので、音圧が高いと歪む時があります。ちょっと回路に細工が必要かもしれません。ローカットとボリュームが必要かな?
音はエアー感が出ています。ストロークは特に良いですね。そして、コンタクトとの相性も良いと思いますよ。コンタクト含め、\1000足らずで自作できてしまう、デュアルシステム。
これは、作るしかないですよ!
やはり、コンデンサマイクか!
と、自作できないかと調べますと、Panasonicの「WM-61A」というカプセルが、自作派には高音質で評判が良いとのこと。早速調べますと、1個\100だったりしまして、こりゃ自作ですよ!
で、作っちゃいました!写真上のスポンジ部分にコンデンサマイクが仕込んであります。下の黒い部分が、電源を受けたり、インピーダンスを稼ぐ回路を仕込んであります。M1で使ったプラグをそのまま差し込めるようにしました。
Panaのサイトを見ると、若干の回路が必要。こちらをご覧ください。
L.R.BaggsのMixproから電源供給もしますが、9Vなので少々感度が良くなり過ぎるかもしれないので、カタログにあるカップリングコンデンサの前段に2.2kΩの抵抗を入れました。これで、電圧は4.5V程度になります。また、コンデンサの容量は1μFにしています。いずれも、秋葉原にて購入!1セット総額で\500くらいでしょうか・・・
ちょうど良いケースと基板があったので、これに実装します。
M1のプラグをそのまま使うので、3.5ミリのジャックを実装しました。
裏はこんな感じです。チョット下手ですが・・・。
Panasonicの「WM-61A」って、こんなに小さいんです。直径6mmです。
基板からシールド伸ばして、半田付けします。
こんな感じです。
さて、このマイクをどうやって本体に取り付けるか?
ヒントがありました!L.R.BaggsのDUAL SOURCEのコンデンサマイクの取り付けをパクります。
そうです!スポンジで包んで貼り付けるのです!これなら接着面からの距離は稼げますし、本体の振動を損なうのを極力避けられます。
ちょうど、千石電商に売っていたので、迷わず購入しました。
2枚でサンドイッチします。
これで完成です。あとは実装。
マイクの貼り付け位置ですが、低音域の音の拾いが良すぎるので、L.R.BaggsのDUAL SOURCEの取説に記載してある場所だと、歪む感じなので、いろいろポイントを探して、サウンドホール付近に貼り付けました!コンタクトとの合わせ技です。M1は暫くお休みいただきます。
「WM-61A」は、大きさと値段(\100)で判断してはいけません。これはあなどれません!かなり良い音で拾います。
これから音は作りますが、どうも、出力レベルのバランスがよろしくないようなので、音圧が高いと歪む時があります。ちょっと回路に細工が必要かもしれません。ローカットとボリュームが必要かな?
音はエアー感が出ています。ストロークは特に良いですね。そして、コンタクトとの相性も良いと思いますよ。コンタクト含め、\1000足らずで自作できてしまう、デュアルシステム。
これは、作るしかないですよ!
聞いてみるものです ― 2009年08月02日
ヤイリギターのオフィシャルBlogとして、小池さんのBlogが開設されています。その名も「46な日々。」
作業日報的な内容ですが、その素晴らしい仕事ぶりは、ため息しか出ません!非常に興味深いです。そして、道前さんとのバトル?が笑いを誘います。お勧めです。
そんなBlogに私もコメントさせていただいてますが、その中で、コンタクトピックアップについて、小池さんにアドバイスいただいたので早速実践!
以前の書き込みで、ちょっとキンキンな音なので、ピエゾにマホの合板を挟んでトップに貼り付けていましたが、もうちょっと効果的なものはないのかな?という内容で聞いてみましたところ・・・
以前にヤイリでもこれと同等のピエゾをエアーシステムで使用していたとのこと。そこで4つアドバイスいただきました。
確かに、ピエゾを直接貼るとキンキンな音になるから、厚手の両面テープを挟むと良いよ!ということ。
いろいろ試そうとしていましたが(ゴムやら金属やら・・・)、答えをいただいちゃいました。
2つ目は、サーキットをかますと良いよ!と。???これは、ヤイリに行った際に小池さんに直接聞きます。ハイパスにするのかローパスにするのか・・・いろいろ考えましたが、思い付かないので宿題です。
3つ目が、ピエゾの部分脆いから、ホットメルトで固めてたよ!とのこと。つまり補強です。
4つ目は、貼る位置。6弦の力木寄りのところ。プレートに貼っていた!と。
ちょっと前置き長くなりましたが、今回は、サーキット以外やってみました。
まずは、ばらさないとね。YW君を。
ではピエゾの補強から。
上の写真。白い部分がピエゾ素子ですが、ちょっと荒く扱ったり、半田を複数回やってしまうと、ご覧のように素子部分が剥がれてしまいます。こうなっては使い物にはなりません。
これを、写真のように補強しました。ちょっとコテコテですが。
使用したのは、Three Axis ミニグルーガン グルースティック5本付 です。
Amazonで964円。
こんな風に塗っていきました。
まぁ、これで、多少引っ張られても破損の心配は無くなりました。
お次は、両面テープ。ちょうど厚手のやつがあったので、それを使用。
またゴムラバーを使って覆うように貼ります。
貼る場所は、6弦側のプレートと、高音側は、プレートより離してトップに直接貼りました。
で、音ですよね!まだ、録音できてませんが、キンキンは無くなりました!非常にナチュラルに拾っているんじゃないでしょうか?
ひとまず、これでセッティングし直して、音を作っていきます。
小池さんありがとうございました!イイ結果が出そうです!
イヤ~!ダメもとで聞いてみるものです。
作業日報的な内容ですが、その素晴らしい仕事ぶりは、ため息しか出ません!非常に興味深いです。そして、道前さんとのバトル?が笑いを誘います。お勧めです。
そんなBlogに私もコメントさせていただいてますが、その中で、コンタクトピックアップについて、小池さんにアドバイスいただいたので早速実践!
以前の書き込みで、ちょっとキンキンな音なので、ピエゾにマホの合板を挟んでトップに貼り付けていましたが、もうちょっと効果的なものはないのかな?という内容で聞いてみましたところ・・・
以前にヤイリでもこれと同等のピエゾをエアーシステムで使用していたとのこと。そこで4つアドバイスいただきました。
確かに、ピエゾを直接貼るとキンキンな音になるから、厚手の両面テープを挟むと良いよ!ということ。
いろいろ試そうとしていましたが(ゴムやら金属やら・・・)、答えをいただいちゃいました。
2つ目は、サーキットをかますと良いよ!と。???これは、ヤイリに行った際に小池さんに直接聞きます。ハイパスにするのかローパスにするのか・・・いろいろ考えましたが、思い付かないので宿題です。
3つ目が、ピエゾの部分脆いから、ホットメルトで固めてたよ!とのこと。つまり補強です。
4つ目は、貼る位置。6弦の力木寄りのところ。プレートに貼っていた!と。
ちょっと前置き長くなりましたが、今回は、サーキット以外やってみました。
まずは、ばらさないとね。YW君を。
ではピエゾの補強から。
上の写真。白い部分がピエゾ素子ですが、ちょっと荒く扱ったり、半田を複数回やってしまうと、ご覧のように素子部分が剥がれてしまいます。こうなっては使い物にはなりません。
これを、写真のように補強しました。ちょっとコテコテですが。
使用したのは、Three Axis ミニグルーガン グルースティック5本付 です。
Amazonで964円。
こんな風に塗っていきました。
まぁ、これで、多少引っ張られても破損の心配は無くなりました。
お次は、両面テープ。ちょうど厚手のやつがあったので、それを使用。
またゴムラバーを使って覆うように貼ります。
貼る場所は、6弦側のプレートと、高音側は、プレートより離してトップに直接貼りました。
で、音ですよね!まだ、録音できてませんが、キンキンは無くなりました!非常にナチュラルに拾っているんじゃないでしょうか?
ひとまず、これでセッティングし直して、音を作っていきます。
小池さんありがとうございました!イイ結果が出そうです!
イヤ~!ダメもとで聞いてみるものです。
自作コンタクト+マグこんな感じで..... ― 2009年06月12日
前回の30mmピエゾは、音がこもる感じがしてましたので、22mmのもので新たに作りましてイイ感じになりましたので、その結果をば。
素子は、写真のようにいくつか用意していました!
素子とトップの間にマホガニーの合板を入れてみました。
確証は無いのですが、何度か試すと、素子をそのままトップに接触させるとキンキンした音になる感じがしてまして、何か挟みたいな・・・できれば木・・・と・・・
「そうだ以前ヤイリの丹羽さんに貰った、マホの合板の切れ端がいいか・・・」で、これを丸く切り抜いたのでした。
ゴムラバーも新たに作りまして、こんな感じになりました、これに両面テープを貼り装着します。
さて、音を出してみます。Mixproの設定は中間にしています。
フラットピックを使用しています。
◆まずは、22mmピエゾの音(MP3:約295KB)
◆続いて、M1の音(MP3:約356KB)
◆50%/50%でのミックス(MP3:約351KB)
Mixproのトーン設定などはしていない状態です。まぁまぁでしょうか?
さて、これを、それなりの音にしたいので、Mixproを設定しなければなりませんね。今回は、指弾きで出す音の設定にしています。
文字では出していましたが、L.R.Baggs Mixproを登場させましょう。
購入は、お馴染みの「Elderly Instruments」。$169でした。
内部の設定は試行錯誤しながら、耳で確認しながら設定しました。
手前のスイッチが、マグとコンタクトのフェーズを合わせるスイッチ。
奥が、コンタクト側のローカットスイッチで、Low側にしています。つまり、低音を出しやすくしているということです。
Tip側。今回はM1側のゲイン。これと、次に紹介するRing側:コンタクトのゲインで同じくらいの音圧に合わせます。
Ring側:コンタクトのコントロール。左がゲイン、右がローカットトリム。もの凄く簡単に言えば、ボリュームとトーンを設定するというもの。
続いて外側。トーン設定は写真のようにしています。トレブルを絞っています。
ミックスバランスは、コンタクトの比重を増やしています。
これらをいろいろ試して、音を作ってみました。
最初は、ノンエフェクトです。曲には、リバーブのみをかけています。
指の爪は非常に短いものですので、指の腹で弾いていると思ってください。
◆設定後の音(MP3:約1364KB)
M1の低音はやはり、ブーミーになってしまうので、ピエゾ側の比重を増やして芯のある音にしてみましたが、ちょっと硬すぎかも知れませんねぇ・・・。
元々、このギターは硬い音なので、その傾向は如実に現れます。
また、再生環境によって聴こえ方が違うと思います。
MP3にした状態で、ウチのモニターに合わせていますので(^_^;
Tommy Emanuelを意識して(恐れ多い?)
より艶やかな設定の音にしてみましたが・・・。Mixproの設定は大幅に変えています。
◆設定後の音(MP3:約1269KB)
今回の使用機材は、以下です。
・ギター: '79 K.Yairi YW-500R
・使用弦: D'ADDARIO EXP17
・プリアンプ: L.R.Baggs Mixpro
・エフェクター: YAMAHA FX770 リバーブのみ
・録音: ProteusX+CubaseLE
・指弾き
エンドピン穴こうして開けました! ― 2009年06月06日
マグ+コンタクトに改造するために、エンドピン型のステレオジャックを取り付けました。加工方法は、新岡ギター教室のサイトを参考にさせていただいています。(実験室の「バナナムーン式 エンドピン穴あけ」)
ホントに参考になりました。>バナンムーンさん、新岡先生!
さて、では始めます。
L.R.Baggs M1に付属してきた、ステレオジャックのねじ山部分の太さが11.8mmでしたので、12mmの穴で良いでしょう。
'79 K.Yairi YW500Rのエンドピン(とは言わないのかな?)は、木ねじで止められているので、エンドブロックは貫通していませんので、貫通セレモニー(笑)から行う必要があります。
エンドピンを外すと、2mm位のねじ穴が申し訳なさそうに開いているだけです。
穴あけで怖いのが、塗装割れです。このYW500Rはウレタン塗装なのでラッカーよりは粘りがあるはずですが、「ピキッ」とヒビが入ってしまっては後の祭りなので、大事をとって、ミニルーターで面取りしてから、ドリルを入れます。
また、エンドピースがセルの場合も、割れの原因となりますので、面取りはやっておいたほうが良いような気がしますね。このYW500Rはメイプルなので、さほど気にしていませんでしたが。
3mmのドリルで貫通させます。まっすぐ貫通するように気をつけて・・・。
リーマの必要穴直径が3mmでしたので、3mmで穴を開けました。続いて、リーマで7mm近くまで穴を広げます。なぜ7mmか?なんとなくです(^_^;
続いて、7mmドリルで貫通させますが、この際にも、予めミニルータで面取りをして塗装割れを防ぎます。
ここまで開けば、リーマで一気に12mmまで穴を広げます。この時も面取りを忘れずに。
リーマで広げた穴です。この状態では、テーパーがかかっていますので、奥の方は10mm位の穴しか開いていない状態です。
12mmの穴を開けるにはドリルが必要です。手で慎重に貫通させるために写真のような取っ手にドリルを装着しました。ホームセンターで何とか探しました。
もちろん、面取りをしてからドリルを回し入れます。ゆっくりと削るように。
めでたく貫通です。ジャックを試しに入れてみて入らないようであれば、ドリルを少しこね回すようにして穴を広げます。
仕上げに最後の面取りを丁寧に行います。
開いた穴はこんな感じになりました。
中から見るとこんな感じで開いてます。
何とか綺麗に装着できました!
使った工具は(写真がありませんが)
・充電式電動ドリル
・ミニルータ
・木工用ドリル(3mm、7mm、12mm)
・リーマ(3~12mm)
です。
エンドピンは木ねじ式でない場合、エンドブロックに9mm程度の穴が貫通していると思いますので、リーマと12mmドリル、面取り用のミニルータか紙やすりなど?で、加工可能だと思います。
但し、自己責任で行ってくださいね。
ホントに参考になりました。>バナンムーンさん、新岡先生!
さて、では始めます。
L.R.Baggs M1に付属してきた、ステレオジャックのねじ山部分の太さが11.8mmでしたので、12mmの穴で良いでしょう。
'79 K.Yairi YW500Rのエンドピン(とは言わないのかな?)は、木ねじで止められているので、エンドブロックは貫通していませんので、貫通セレモニー(笑)から行う必要があります。
エンドピンを外すと、2mm位のねじ穴が申し訳なさそうに開いているだけです。
穴あけで怖いのが、塗装割れです。このYW500Rはウレタン塗装なのでラッカーよりは粘りがあるはずですが、「ピキッ」とヒビが入ってしまっては後の祭りなので、大事をとって、ミニルーターで面取りしてから、ドリルを入れます。
また、エンドピースがセルの場合も、割れの原因となりますので、面取りはやっておいたほうが良いような気がしますね。このYW500Rはメイプルなので、さほど気にしていませんでしたが。
3mmのドリルで貫通させます。まっすぐ貫通するように気をつけて・・・。
リーマの必要穴直径が3mmでしたので、3mmで穴を開けました。続いて、リーマで7mm近くまで穴を広げます。なぜ7mmか?なんとなくです(^_^;
続いて、7mmドリルで貫通させますが、この際にも、予めミニルータで面取りをして塗装割れを防ぎます。
ここまで開けば、リーマで一気に12mmまで穴を広げます。この時も面取りを忘れずに。
リーマで広げた穴です。この状態では、テーパーがかかっていますので、奥の方は10mm位の穴しか開いていない状態です。
12mmの穴を開けるにはドリルが必要です。手で慎重に貫通させるために写真のような取っ手にドリルを装着しました。ホームセンターで何とか探しました。
もちろん、面取りをしてからドリルを回し入れます。ゆっくりと削るように。
めでたく貫通です。ジャックを試しに入れてみて入らないようであれば、ドリルを少しこね回すようにして穴を広げます。
仕上げに最後の面取りを丁寧に行います。
開いた穴はこんな感じになりました。
中から見るとこんな感じで開いてます。
何とか綺麗に装着できました!
使った工具は(写真がありませんが)
・充電式電動ドリル
・ミニルータ
・木工用ドリル(3mm、7mm、12mm)
・リーマ(3~12mm)
です。
エンドピンは木ねじ式でない場合、エンドブロックに9mm程度の穴が貫通していると思いますので、リーマと12mmドリル、面取り用のミニルータか紙やすりなど?で、加工可能だと思います。
但し、自己責任で行ってくださいね。
コンタクトの大きさによる音の違い ― 2009年06月02日
この関係の書き込みで使用しているピエゾは、一般的には「圧電スピーカー」と言われているもので、携帯電話やデジカメなどに使用されています。スピーカーの場合、振動板の有効面積が大きくなれば大きく拡声できますし低音まで再生できます。
今回は反対の使い方。振動から電圧を発生させるもの。これも同じく振動板の大きさで音が変わるのではないか?と。試してみました。
秋葉原「鈴商」で売っている一番小さい15mmと一番大きい30mmでの比較です。(ちょっと大きすぎるかな?)圧電素子の大きさも違います。
実は、前の書き込みで使用したものは、直径15mm振動板のピエゾでした。
今回は、倍の30mm。値段は、\10アップの\60円!(^_^;
早速音を比較してみましょう。
使用機材は以下の通りです。
・ギター: '79 K.Yairi YW-500R
・使用弦: D'ADDARIO EXP17
・プリアンプ: L.R.Baggs Mixpro
・録音: ProteusX+CubaseLE
・フラットピック使用
まず、15mmの方の音です。エフェクターは一切かけていません。
◆15mmピエゾの音(MP3:約504KB)
続いて、30mmの音です。同じくエフェクターは一切かけていません。
◆30mmピエゾの音(MP3:約480KB)
いかがでしょうか?30mmの方がバランス良いですよね。マイク立てて録音したみたいです。これほど違うとは正直思いませんでした。そして、当然ながら、拾う音も大きくなりました。
はい。気付いた方もいらっしゃいますでしょう。高音側と低音側で大きさを変えて音を作るってのもアリですよね!
因みに、こんな感じで装着しています。低音側はブリッジ近くにしています。高音側は見えていませんが、ブリッジよりサイド寄りに装着しています。
今回は反対の使い方。振動から電圧を発生させるもの。これも同じく振動板の大きさで音が変わるのではないか?と。試してみました。
秋葉原「鈴商」で売っている一番小さい15mmと一番大きい30mmでの比較です。(ちょっと大きすぎるかな?)圧電素子の大きさも違います。
実は、前の書き込みで使用したものは、直径15mm振動板のピエゾでした。
今回は、倍の30mm。値段は、\10アップの\60円!(^_^;
早速音を比較してみましょう。
使用機材は以下の通りです。
・ギター: '79 K.Yairi YW-500R
・使用弦: D'ADDARIO EXP17
・プリアンプ: L.R.Baggs Mixpro
・録音: ProteusX+CubaseLE
・フラットピック使用
まず、15mmの方の音です。エフェクターは一切かけていません。
◆15mmピエゾの音(MP3:約504KB)
続いて、30mmの音です。同じくエフェクターは一切かけていません。
◆30mmピエゾの音(MP3:約480KB)
いかがでしょうか?30mmの方がバランス良いですよね。マイク立てて録音したみたいです。これほど違うとは正直思いませんでした。そして、当然ながら、拾う音も大きくなりました。
はい。気付いた方もいらっしゃいますでしょう。高音側と低音側で大きさを変えて音を作るってのもアリですよね!
因みに、こんな感じで装着しています。低音側はブリッジ近くにしています。高音側は見えていませんが、ブリッジよりサイド寄りに装着しています。
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