ペグつまみ自作~ウォルナットとホンローズ2012年05月05日

GW。子供達は部活で連休とはならずに、天気も悪かったし遠くに出掛けることも無く、家の用事をこなしたり、畑の草取りをしたり・・・意外とやる事多いんですよね・・・

でも、このところ手を付けられなかった、チューナーボタン製作もしました。
今回から、サイズを全体的に小さめにしようかと思い、デザインから起こし直しての製作。
まずはウォルナット。今はピカピカの艶は出ない材ですが、これは使い込むと艶が出てくると思います。高級家具に使われる材です。ローズっぽい色合いですが、質感は異なりますし、重量もローズの2/3位でしょうか?軽いです。
ウォルナット


続いてホンジュラスローズ。形状をちょっと変えて、サイズも更に小さくしています。 ローズっぽい艶と質感。定番な材です。
ホンジュラスローズ


平滑な面を作り出すには、磨きが肝心です。何種類かのペーパーで磨きます。結構な労力ですが、最後の番手のペーパーまで行くと、艶もバッチリ出てきますので、それまでの地味な作業も救われます。
磨き


来週、ヤイリさんに行く予定なので、その時にもって行くつもりです。

ヤイリにて・・・2012年05月13日

byKen#80の打ち合わせなどで、ヤイリギターに行って来ました。久しぶり!

午後一番でKenさんのところへ・・・
早速#80の仕様の打ち合わせ。今回のギターはシンプルなデザインにしますが、線材など我ながら細かいなぁ~と思いながらも、いろいろと話し合いました。相変わらずKenさんありがとうございます。
仕様はそのうち公開していきましょう!

サッサと打ち合わせを終わらせて、この間作成したネイティブインディアンのインレイやチューナーボタンを見ていただきました。
インレイをば

さすがにご自身でもお作りになるので、苦労したポイントを分かっていらっしゃる!嬉しい意見をいただきました。
見ていただいたインレイです。他に来られたお客さんにも見ていただきました!
インレイをば


1年経った#74のメンテもいただきました。
#74の一年点検


松尾さんがリペアされた、Gibson J45(1967年)を引き取りにオーナーさんが来られました。他にあった同世代のJ50と弾き比べをして、Gibsonギター講義を松尾さんにしていただいて・・・J50は半端無い音がしてました。大当たりなJ50でした。Gibsonも奥が深いです。でも、一本は持っていたいギターではありますね。独特な音です。
'67 J-45


そしてサプライズ!ちょっと前、NSPの中村貴之さんが、私のデザインしたbyKenを使い始めたのですが、このギター向けに、鳩のインレイを入れたチューナーボタンを作りました。そのお礼ということで、ヤイリにて撮られた写真に自筆のサインを入れたものをいただきました。イヤ~嬉しいですね!
中村さん


中村さん。お気遣いいただき、ありがとうございました!

この日はKenさんの試作機の音の評価を、恐れ多くもやらせていただきました。こういった研究熱心さがユーザーの心を捉える作品に繋がるんですね。本当に素晴らしいことです。
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