YさんのbyKen73のご紹介2011年04月18日

#74の前に、お世話になりっぱなしのYさんのbyKen73を紹介します。#74とは連番でしたので、製作も同時期で正に兄弟機です。前作のYD-Customと、Yさんのスペシャルコアともロゼッタなど同じようなデザインで、こちらも兄弟機のようです。何かYさんとはご縁が深そうです・・・ヤイリでの出会いに感謝です。

さて、では・・・まず正面からです。詳しいスペックを聞くのを忘れていますので、間違っていたらYさん補足をお願いします。
トップはシトカスプルース。サイド/バックはホンジュラスローズ、ネックはホンジュラスマホ1P、指板、ブリッジ共に黒檀。バインディングはフレイムコア、貝はアバロンと黒蝶。ロゼッタの白部分は象牙です。ボディシェイプはドレッドノート。
19フレットに名前が入っています。
#73


ラベルです。クラシカルなやつですね。悪くない!
#73


ヘッドです。ヘッドプレートは?ハカかな?このデザインでピンと来る方もいらっしゃると思います。#73は伊勢正三のテリテリを強く意識しています。
#73


ヘッド裏です。ペグはゴトーのSGV510Zですね。チューナーボタンは、私の作品です。ホンジュラスローズのものです。
#73


指板。12フレットに月と星のモチーフ。綺麗です!
#73


ホンジュラスローズ(ニューハカ)のバックです。綺麗な杢です。
#73


ヒール。細かい装飾です。白は象牙ですね。貝の装飾は45スタイルです。フレイムコアのバインディングは高級感を出します。
#73


ブリッジです。Kenさんオリジナルの形状です。黒蝶貝とフレイムコアで巻いてありますね。芸が細かい!ピックガードは本鼈甲です。
#73


音はまとまりのある小池トーンです。非常に綺麗な通る音ですね。不思議なもので、マホボディの#74と同じような音の出方をします。勿論マホとローズの音の違いはありますが、音の出方は共通している感じがします。まさに小池トーンです。
ドレッドノートって、コードをストロークするような時、ちょっと余計な残響がある個体がありますが、#73は深い音ではありますが、非常にスッキリした音です。フルーティな濃い目の純米酒でありながら、後口がスッキリしているような・・・例えが悪い?
このギターも育つと凄くなるんでしょう・・・楽しみですね。

コメント

_ YASU ― 2011年04月20日 21時46分

こんばんはYASUです。Yさん おめでとうございます。
#73番もヤイリ工場で弾かせてもらいました。出来立て、産まれ立ての綺麗なギターでした。出来立てなのに「遠鳴り」がとても印象に残りました。ホンジュラスローズは本来の鳴りまで時間と弾き込みが必要なのかな?弾き込みするとどのように成長するのかな???
Yさんありがとうございました。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nekomanma.asablo.jp/blog/2011/04/18/5813088/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

  ブログ内検索:
Loading