PAT METHENY GROUP at Blue Note TOKYO2009年01月05日

BNT エントランス 本年もよろしくお願いします。2009年一発目は・・・・
「PAT METHENY GROUP with LYLE MAYS, STEVE RODBY & ANTONIO SANCHEZ 」行ってきました!BlueNote TOKYO!1月4日の1stでした。
ヤバかったです。何から書けば良いか分かりません!深い感動に未だ覚めやらず・・・・。世界的にもレアな、グループ名義でのカルテット編成とクラブでのライヴは、これまでの大きなホールでの公演とは違う、臨場感とカルテットだからできるであろう、高い自由度のある演奏・・・想像を遥かに超えていました。
しかも中央の席!Patの真正面2~3mでしょうか。息づかいまで聞こえる距離です。もちろん、この至近距離は始めての経験。
BNT PatMetheny 赤ワインでほろ酔いになった状態で、照明が暗くなり、サンチェスを先頭に4人が出てきました。Patがギターを構えると同時に「HAVE YOU HEARD」が始まり、ワインの酔いも手伝って秒殺状態でPMGワールドに身も心も委ねます・・・・・。

この日のOpen/受付開始は15:00でしたが、多分早い時間から多く並び受付は早まるであろうと思い、12:00に現場到着するつもりで家を出ました。案の定、既に20名ほどが並んでいまして、待つこと約1時間。13:00ちょい過ぎに受付開始。15番目の入場権をゲットできました。
まだ時間があるので近くのスタバで読書などして、14:30くらいにブルノ BNT 整理券コースター に戻り、ロビーのソファーでデレーっとしておりますと、今回同行のKanaさん夫妻と合流です。

さてさて、演奏の方は3曲目のバラード「THE ROAD TO YOU」。ナイロン弦の登場ですが、なんとマンザーではなくOvation1763。久しくお目にかかっていませんでしたが、こんな至近距離で拝めるなんて・・・。しかも、サウンドホールからコンデンサマイクが仕込んであるのが見えます。トップも2本クラックが入っているのがよ~く見えましたし。演奏は文句なしで、1度目の両目ウルウル状態でした。

そして後半。これをライヴで聴きたかった!本当に!昔からのPatファンであるなら、きっと同じ想いだったでしょう!Ibanezの12弦の登場と同時に「あぁ遂に夢が叶うのか!」・・・・・・「SAN LORENZO」です。始めのハーモニクスをトチってもいいんです!この曲をず~~~っと何年も待っていたんです・・・。Lyle Maysの激しくもリリカルなピアノソロが静かに途切れかかる繊細なリタルダントからテーマに戻るあの安堵感・・・・。これを生で体感したかった・・・。この一曲だけで満足でした。ピアノの上の方の音が歪んでしまっていてもいいんです!何も言うことはありません。両目ウルウルを越えて一筋流れてしまいました。

約90分のライヴでした。「James」の原型を留めないくらいブロークンさせたプレイは、とてもスリリングでしたねぇ。
アンコールは「Extradition」。ステージに上がって、この曲をやるというのを決めたらしく、後ろを向いて「Extradition!」というPatの声に反応して、ベースのSteve Rodbyはちょっと慌てて譜面をガサガサ・・・と。 Lyle Maysはさすが、顔色ひとつ変えず「あいよ!」って感じで淡々と演奏開始してました。それにしても、Steve Rodby 太り過ぎ。顔が以前より1.5倍位になってたなぁ・・・。

1月8日まで Blue Note TOKYO で公演しています。ほんの若干空きがあるようですね。

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