今度はコンデンサーマイク自作!2009年08月15日

マグ+コンタクトでは、小池さんからもご助言いただき、それなりの音になってきました。しかし、どうしてもエアー感の再現には限界があります。
やはり、コンデンサマイクか!
と、自作できないかと調べますと、Panasonicの「WM-61A」というカプセルが、自作派には高音質で評判が良いとのこと。早速調べますと、1個\100だったりしまして、こりゃ自作ですよ!
で、作っちゃいました!写真上のスポンジ部分にコンデンサマイクが仕込んであります。下の黒い部分が、電源を受けたり、インピーダンスを稼ぐ回路を仕込んであります。M1で使ったプラグをそのまま差し込めるようにしました。
コンデンサーマイク実装

Panaのサイトを見ると、若干の回路が必要。こちらをご覧ください。

L.R.BaggsのMixproから電源供給もしますが、9Vなので少々感度が良くなり過ぎるかもしれないので、カタログにあるカップリングコンデンサの前段に2.2kΩの抵抗を入れました。これで、電圧は4.5V程度になります。また、コンデンサの容量は1μFにしています。いずれも、秋葉原にて購入!1セット総額で\500くらいでしょうか・・・
パーツ

ちょうど良いケースと基板があったので、これに実装します。
M1のプラグをそのまま使うので、3.5ミリのジャックを実装しました。
回路部分

裏はこんな感じです。チョット下手ですが・・・。
配線

Panasonicの「WM-61A」って、こんなに小さいんです。直径6mmです。
WM-61A

基板からシールド伸ばして、半田付けします。
小さいですよ

こんな感じです。
全体像

さて、このマイクをどうやって本体に取り付けるか?
ヒントがありました!L.R.BaggsのDUAL SOURCEのコンデンサマイクの取り付けをパクります。
そうです!スポンジで包んで貼り付けるのです!これなら接着面からの距離は稼げますし、本体の振動を損なうのを極力避けられます。
ちょうど、千石電商に売っていたので、迷わず購入しました。
スポンジ

2枚でサンドイッチします。
はさみます

これで完成です。あとは実装。
完成です

マイクの貼り付け位置ですが、低音域の音の拾いが良すぎるので、L.R.BaggsのDUAL SOURCEの取説に記載してある場所だと、歪む感じなので、いろいろポイントを探して、サウンドホール付近に貼り付けました!コンタクトとの合わせ技です。M1は暫くお休みいただきます。

「WM-61A」は、大きさと値段(\100)で判断してはいけません。これはあなどれません!かなり良い音で拾います。

これから音は作りますが、どうも、出力レベルのバランスがよろしくないようなので、音圧が高いと歪む時があります。ちょっと回路に細工が必要かもしれません。ローカットとボリュームが必要かな?
音はエアー感が出ています。ストロークは特に良いですね。そして、コンタクトとの相性も良いと思いますよ。コンタクト含め、\1000足らずで自作できてしまう、デュアルシステム。
これは、作るしかないですよ!


コメント

_ 46日々 ― 2009年08月21日 08時58分

ねこまんま様
やりますね~!相当詳しいですね。
そのコンデンサーマイク、前にも言ってたエアーシステムⅠで使ってたのと一緒ですね。
まだ、在庫がありますよ。
コンデンサーマイクは、ハウリングとの戦いですからね~。 頑張ってみてください。
カントリーマンは いいですよ。
クラギはこれ1っ個だけです。
ちょっと高くて、5万円ちかくしますが、、、、。

_ ねこまんま ― 2009年08月21日 12時36分

46日々さん。というか小池さん(^_^;
コメントありがとうございます!
そんなに詳しくありません。だけど、半田とヤニの溶ける香りは昔から好きなんです!
そうですかぁ...私の辿り着いたユニットがヤイリさんの
エアーシステムⅠのユニットそのものだったとは....驚き!

次の書込みで明かしますが、ローカットフィルター(ハイパスフィルター)を作っています。プラグインパワー(ファンタム)で直流電源を受けているので、そのカット用に余計にコンデンサが必要となってます。シンプルなCRフィルターですが、そのお陰で計算通りのカットオフ周波数にポイントできていません。
誰か計算の仕方教えて!
コンデンサ容量をチョコチョコ変えて試している最中です。

それと、マイクのマウント位置で音って変わりますね。
ハウリング対策で胴の奥に置きたいですが、エアー感が損なわれますね。やはりサウンドホール付近でしょうか・・・
しかし、ハウリングの心配が・・・う~ん。痛し痒し!

限られた機材で安~く。それなりの音を作る挑戦は最高に楽しい道楽となってます。ハイ。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nekomanma.asablo.jp/blog/2009/08/15/4518103/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

  ブログ内検索:
Loading