スネアの復活です!2012年06月30日

スネアドラムの復活です。
70年代のラディック#411です。深さは6.5インチ。
このエンブレムの尖がり具合が70年代の証です。ブルーオリーブと言われているエンブレム。巷で言う、ビンテージスネアですね!もちろん新品で購入したんです。30年近く前に・・・
411

このモデルは、コージー・パウエルなどのパワーヒッターが使用していたもので、でかい音がします。でも、スナッピーが全面に当たる構造なので繊細なフレーズもレスポンス良いという、スーパーセンシティブという名称も付いているラディックを代表するモデルでもあります。
ヘッドが当たるエッジの形状はこんな感じ。
411

このスネアのシェル(胴)は、当時のラディック独自の「ラディアロイ」というアルミ合金です。
411

これに、レモのPOWER STROKE3というヘッドを張る。このヘッドは、円周が2枚のフィルムになっていて、倍音を抑えるミュート効果があるヘッドです。
PowerStroke3

このミュート効果は、アコギでいえばブレイシングに当ります。音を締めたり、余計なサスティンを抑えて芯のある音に仕上げるものです。POWER STROKE3は、ティッシュ+ガムテープなんかのミュートを必要としない位適度なミュートがなされます。優れもんです!
PowerStroke3

無事クリーニングも終わって、ヘッドを張りまして音を出してみます!いやイイですね!深い音がします。
411

ちょっとチューニングを上げて、E~Fの音程に合わせます。裏側のヘッド(スネアサイド)をほんの少し緩めにして、繊細なストロークも拾うようにチューニングします。
ヌケの良いでも、芯のある音がします。で、音がでかい!細かいフレーズの追随も良い!完全復活ですね!
明らかに、今のモデルとは異なる音ですね。深く重い音が芯にあります。何か懐かしいロック向きの音ですな!

ドラムネタって、皆さん判らないですよね!でも書いていきます(笑)

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