日本人の心配り・・・2010年08月08日

たまには、毛色の違う記事をば。
JR東日本の車内販売での話。所用の帰り、宇都宮線のグリーン車の車内販売で、ビールとおつまみを購入しました。ナッツを買ったのですが、半分ほど食べ進んで指がナッツに届かなくなってきたその時!
切れ込みが二つ!
袋の中ほどに開封用の切込みがもう1つあるのを発見しまして、それはもう感動したのです。
いや~わかってらっしゃる!
最後まで指が届くし!
これなら、最後まで指が届くので、袋を口に付けて「ザザッ」と必要以上に流し込む事もせずに、自分のペースで食べられます。

NREの提案なのか、メーカーの提案なのか、良くぞ気付いてくれました!たった1つの切込み。もしかすると、メーカーは包材の型を作り直したりしたのかも知れないけど、こういう心配りは確実に人の心を掴みます。あっぱれ!でした。

懐かしい写真集2010年08月23日

もう、20年近く前に買ったはずの写真集が見たくなって、家中を探しました。結局無かったのですが、「友人にプレゼントしてしまったかもしれないなぁ~」とあやふやな記憶を手繰ってみたものの、確信があるような無いような・・・結局無かったのだから仕方ない・・・「酋長の系譜」という写真集なんですがね。

でも、懐かしい写真集が出てきました。
まだ、銀塩写真全盛の時代、カメラに夢中になっていた時期がありました。中判カメラを持ち風景写真に没頭していた頃ですね。
その頃購入した2冊の写真集。嶋田忠の「カワセミ」「炎のカムイ」どちらもカワセミ科の鳥の写真集です。嶋田忠は鳥を中心に被写体にした写真家で、NHKでも映像制作したものがあったと記憶しています。

この人の写真集は、動きがあるのと、色や光の使い方が上手いな~と感じていたのでした。
使用カメラが、canonのF1だったりT90だったり・・・懐かし過ぎます。
懐かしい写真集

アカショウビンの赤は森に映えます!こういう写真を見ると、長玉持って一眼で狙いたくなってしまいますね。ちょっと血が騒ぎます。
アカショウビン

カワセミの瑠璃色は、まさに宝石です。フライフィッシングをしていると、渓流で良く出会いました。実際に見ると、この瑠璃色には感動します。釣ることを忘れて、彼の狩りを眺めていたものです。
カワセミ
とても懐かしい友に再会したような気持ちにさせてくれた2冊でした。

木ハチの継ぎ目2010年08月26日

記事にしようか悩みましたが書きます!
気にしない方は気にならないのでしょうが、私は凄く気になります。
ギターのバインディング材は、セルか木が殆どです。セルの場合は外周をぐるっと巻きつけられますが、木の場合の多くは下の写真のように左右で2分割されています。
ヤイリでの木ハチ
そして、私の所有する2本のウッドバインディングが施されているヤイリギターの接合部は、双方斜めにカットされ接いでいます。この方法ですと、接合面が平滑になり接合部も目立たなくなります。しかも、ちゃんとセンターで接いでいます。当たり前なのでしょうが・・・
下は、'79 YW500R。当時のローエンドモデルですらこういう加工をしっかりやっています。
'79 YW500R

続いて、'08 YD-Custom。同様に綺麗な加工です。
'08 YD-Custom

さて、話はここからです。
先日とある都内の楽器店で弾かせていただいたギターをチェックしていたのですが、音は大変良く、今どきの良く鳴っているギターでした。
外観をチェックしていて、ボディのエンドピース近くを見ると、木のバインディングの接合がセンターから外れているし、上のような斜めに切れ込みを入れての接ぎではなく、そのまま、真っ直ぐ切った状態で接いでありました。いわゆるイモ接ぎ。何か素人工作みたいな仕上げで、かなりガッカリです。
音は良いのに、こういう木工がいい加減だと購入意欲は完全に無くなります。
気にされない方はどうでも良いかも知れませんが私はダメです。あまり目に付く部分ではないですが、こういう細かい配慮が欠けているということは、他の部分もいい加減な仕事をしているように思えてしまいます。
どんなに音が良くても、そんなギターに数十万円も払えません!
こんなモノを作っているとファンが離れていきますよ!

ライトゲージレポート~その42010年08月29日

DR PM-12 PRE-ALLOY Phosphor Bronzeです。
DR PM-12 PRE-ALLOY Phosphor Bronze
比較的太めの音ですね。張りたてでもあまりビキビキしません。巻弦は甘い音なので、ブライトな音を出したい人には物足りないかも知れません。プレーン弦は明るい音です。
JOHN PEARSE 600Lと同じような傾向の音ですが、JOHN PEARSEより若干軽めの音かな?という印象です。
テンションはやや弱めと感じました。
ゲージは「ミディアム」という名称となっていますが、弦の太さは、012, 016, 024W, 032W, 042W, 054W とライトゲージの太さです。
指弾きではもうちょっと音圧が欲しい感じです。ストロークの方が合っているかも知れません。
悪くないと思いますが、JOHN PEARSEに心を奪われている最中なので、次は無いかな?

インディアンと狼~ペグつまみ2010年08月30日

チューナーボタンの新作です。
「狼と月」のデザインをいろいろ試しました。
狼に月いろいろ試しました
でも結局初作のデザインに落ち着きました。
今回は月のモチーフの材を、黄蝶貝に替えました。金色に光るので、よりリアルになるかな?
狼に月

そして、今回のチューナーボタンは裏面を異なるデザインにしてみました。「インディアンとモニュメントバレー」です。モニュメントバレーが今ひとつリアルさに欠ける形になってしまったのは愛嬌と言うことで。
インディアンとモニュメントバレー
こちらは、月に黄蝶貝。羽の部分は日本アワビを使用しています。
このデザインは1セット分製作するつもりです。
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