ECM+Piezo デュアルシステム2009年08月23日

コンデンサマイク向けのローカットフィルターを入れた回路ボックスを 新たに作りました。今度は、マイク側もジャックを付けて、セパレートできるようにしてみましたが・・・
新たなユニット


因みに回路は、こんな感じです。CRハイパスフィルターが基本になってます。L.R.BaggsのMixProを使うので、アンプ側からは、ファンタム(9V)電源がやってきます。非常にシンプル!
コンデンサの直列配列が、カットオフ周波数を探った痕跡です。とりあえず、これで第一号とします!
回路図

基板への実装はこんな感じです。
基板実装

配線はこんな感じです。ちょっと真面目に作りました。
配線

YW500Rへは、こんな実装。
YW実装

さてさて、肝心の音ですよね!
これまでの、マグ+コンタクトとはちょっと違う音の抜け方があると思います。コンデンサ+コンタクトの音です。
何とかの一つ覚えの曲ですが・・・
◆まずは、こんな音(MP3:約1308KB)

再生環境で分かりにくいと思いますが、そもそもマグを捨てて?(はいませんが・・・)コンデンサマイクに触手が伸びたのは、音の抜けです。特に低音部。どうしてもマグはブーミーなコイルの音(当たり前なんですが)。そしてエアー感。音抜けと関係してますが、奥行き感のある音を再現したかったですね。
目指す音は、Tommy Emanuel!あの音は、弾き手のパワーも関係してきますが、ナチュラルな響きは心地良いです。私の持っている機材類では、マグではどうしても難しい領域の音だと思います。

まだ、フィルターのカットオフには満足していませんし、若干ハムノイズが乗る感じですので(まぁ、PCの目の前で弾いてますので)、この辺りの改造が今後の楽しみです。まだ暫くはアキバ通いが続きそうですな(汗)

因みに、コンタクト2枚と、今回のコンデンサマイク、基板やパーツ、ケーブルなど全て含めての材料費は、890円でした!
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