ジャンボフレット・・・好きです!2009年06月28日

YD-Customのフレット フレットの形状や大きさでプレイヤビリティや音が変わるのはご存知の通りです。自分に合う、或いは用途に合うフレットはどんなものなのか?
YD-Custom 2nd のフレットは、ジムダン(Jim Dunlop)の6130を使用しています。
これは、ヤイリギターで通常用意されているものです。
6130は「ミディアムジャンボ」となっていて、レギュラーのものと比べると、0.7mm位幅広の約2.6mm。高さはヤイリ標準のものと比べると0.6mm位低い約0.9mmです。Gibsonのレスポールに使われているようなものです。

YD-Customと'79 YW500R 右の写真の、上側がYD-Custom。下が、'79 YW500R。見た目にも幅の広さが違うのがわかると思います。

ジャンボフレットの一般的なメリットは、「クラウンのRがゆるくなる分、スライドがしやすくなる」「ビブラート、チョーキングが楽にできる」「少ない力で押さえられる」というようなもののようです。もちろん、ギターとの相性があるので、全て当てはまるわけではありません。
私は、エレクトリックギターは殆ど弾きませんが、それでも昔からレスポールのあのジャンボフレットが好きでした。確かにフレットの細いストラトに比べれば、音が甘くなるように感じますし、カッティングのキレはストラトに軍配が上がります。まぁ、シングルコイルってのもありますが・・・ストラト。
でも、レスポールの方が音は出しやすいし、何より弾きやすい。運指が楽。

YD-Customフレット形状 で、YD-Custom 2nd。
再製作前の初代は、ヤイリ標準のフレットを装着しましたが、これの高さが,1.5mm位あって、とても私には耐えられなかった。高すぎる!これは、以前の書き込みでも書いています。
で、まずは、「高さが1mm未満のフレットは何があります?」とヤイリのご担当に聞いたところ、6130しか無かったわけですヤイリには。しかもこれはミディアムジャンボ。
しばし考えました。アコでミディアムジャンボはどんなものかと・・・。
音が甘くなるかもしれない・・・という所だけが引っかかっていました。悩みましたが、思い切って6130を付けてみたのです。

YWと比べていますが、正解でした!
ビブラートの楽なこと!コードワークもそんな音が甘くなるような事もなくハッキリしてますし、スライドもスムーズです。
ただ、レギュラーと比べると、フレット当たり0.7mm程度幅を取るので指板面積は狭くなります、指の太い私は、12フレットを超えるハイフレットでは、無理な押さえはやりにくいかな?
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