フレットの高さについて2008年08月31日

'YW500R擦りあわせ後のフレット ちょっと前に、YW500Rのフレット擦り合わせを行いました。購入してから29年。ローフレットの減りが目立ってきたので、ヤイリの松尾さんのところに持ち込み、リフレットか?擦り合わせか?と相談したところ、「擦り合わせで大丈夫ですね」というのでやってもらいました。クラウン部分が平坦ですが・・・。特に演奏上、音も問題ないのでこのままにしています。音が詰まったりした時には自分でクラウンにラウンドを付けます!
で、本題。皆さんフレットの高さってどの位がベストでしょうか?私は0.9mm 位が合っています。押さえが強いので高いフレットですと、押弦したときに音が#してしまい、非常に不安定な音になってしまいます。YWに関しては、元々が1.3mm位で、擦り合わせ後は0.8~0.9mmとなり、大変弾きやすくなっています。
今回のYD-Customのオーダーではこのフレット高の指定を忘れるミスをしたので、標準の1.5mm近い高さのフレットが仕込んであります。私には高いです。ちょっと音が不安定になる場合がありますね。先日、ヤイリの小池さんに相談しましたら「擦ってやるで」と仰られていましたが・・・。
ちなみに、ヤイリでは3種類のフレットワイヤーが用意されているようです。一番低いので、ジムダン(JIM DUNLOP)の6130があるみたいです。これで、擦り合わせ前の状態で0.9144mm。ピッタシですが・・・。悔やまれます。

興味のある方に、フレットワイヤーのサイズ表がありましたので、リンクしておきます。⇒こちら

コメント

_ kiya ― 2008年08月31日 20時02分

ねこまんまさん、こんにちは。

Kヤイリのカスタムでフレットを指定する場合は、「オーダー時に言ってください」と?回目の工場見学の際に職人さんから聞いた記憶があります。
フレットの銘柄によってタングの幅が異なるために指板の溝加工が必要とのこと、見積もり額も大幅アップでしょうかw。

私のギターにはカッタウェイ付が多いのですが、ローコード専門なので7フレットまでしか減りはありませんw。

_ ねこまんま ― 2008年09月01日 12時36分

kiyaさん。こんにちは。
なるほど。ヤイリにある3種類のフレットはジムダンのようですね。他メーカーを使用したい場合は、確かに溝幅や深さが変わるでしょうから加工が変わる可能性はありますね。
話は変わるのですが、いつも思うのですが、リフレットする場合って当然グイッて抜きますよねぇ。あれで、もう一度新品を打ち込む時に緩みは生じないのか不思議なんです。相手は木ですし、決して深く入っている訳ではないですし。
でも、大丈夫なんですよね。よく出来てます。

_ TANAKA ― 2008年09月01日 20時14分

ねこまんまさん、こんにちは。
YW-600は入手時、完全なる中古品でしたので、消耗品と呼ばれる箇所は殆どNG。ヤイリギターに送って見てもらったら、サドルも駄目、ナットも駄目、フレットも駄目ということでした。話題のフレットは全て打ち直しです。もし、お越しの際にはご覧ください。
しかし、リペア代は驚きの価格でした。ギターは徐々に消耗していくものと考えるとアフターメンテナンスがちゃんとしているヤイリギターはやはり安心だなと思った次第です。

_ ねこまんま ― 2008年09月01日 22時09分

TANAKAさん。いらっしゃいませ。
先日は、本当にありがとうございました。この場を借りて・・。
あぁ、YWリフレットされていたんですね。ヤイリのリペア代は本当に驚かされますよね。
私のYWは79年製ですが、(確かTANAKAさんのYW600も'79でしたか?)オリジナルは現行機よりは低いフレットが装着されています。この辺の変化も時代の流れによるものなんでしょうね。それにしてもYD-Customのフレットは高く感じます。

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