YD Custom 小池マジック・・・なるか? ― 2008年06月08日

YD Customを見るなり・・・。
Kenさん:「ボディ厚いなぁ。」
やはりそうですよね。私もそう思ってますから・・・と心の中で。
私:「ドレッドのボリューム感が欲しくて同じ厚さにしたんですよ。」
Kenさん:「ドレッドより厚く見えるね。少しサイズが小さいからかぁ。」
Kenさん:「やっぱり、新しく作るサイズはいろいろ試さないと難しいね。」
私:「ですね。」
そして弾いてみて・・・。
Kenさん:「あぁ。1、2弦確かに曇ってる感じだね。もっと煌びやかにしたいの。」
私:「はい。」
「う~ん。」と言いながら、おもむろに弦を緩めてサウンドホールに腕を突っ込んでガリガリと。
おっと。ついに奥義を目の当たりにしてしまうか・・・と、ちょっと感動しながら作業を見守っておりました。

家に帰っての確認では、まだ新品弦の響きがあるのでバランスは大変良いのですが、何週間か経ってからどのように変化してくるかが楽しみですねぇ。
ガリガリはブレイスを削っています。これは私の自己判断ですが、ノウハウですので削られたブレイスの画像などは載せません。あしからず。
納品後もこんなチューニングを頼めるのもヤイリの魅力です。
そして、小池さんの作業の早さと無駄のない動きはまさにホンモノを目にした思いでした。
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