Tal Wilkenfeld (タル・ウィルケンフェルド)2008年06月27日

camomile CROSS ROADS 2007 のJEFF BECKのライブをDVDで見せてもらったら、ベースのおね~ちゃんが、何とも可愛いし、結構やるじゃん!ドラムのヴィニー・カリウタそっちのけで、このTal Wilkenfeld嬢に釘付けとなり・・・。「ほっ惚れた!」と。

その勢いで彼女のリーダーアルバムを即購入という運びです
オーストラリア生まれの若干22歳かな?このリーダーアルバムは2006年の録音なので20歳の時の録音。JEFF BECKバンドの映像を見て感じたのは「セオリー通りの弾き方というような、綺麗な運指ね。」「ジャストなノリだね。」でした。ハイトーンのソロなど非常に繊細なメロディラインを丁寧に弾く印象が残っています。このリーダーアルバム「Transformation」でも、弾いている指使いが見えるような・・・。今まで出会ったことの無いようなベースですね。
でも、正直言って、もの凄くうまいんですが面白みというか味がまだなかなか無いですね。分かる人には分かると思いますが楽器で言うとヤマハ的な感じ・・・。打ち込みでジャストなクオンタイズにしたような・・・。可もなく不可もなく・・・・ってところでしょうか。まぁ、これからが楽しみですし、彼女のグルーヴがどのように変化していくのか興味ありますね。これからも多くのセッションをこなしていくでしょうから、きっと変化が見られるはずです。このアルバムとJEFF BECKバンドのプレィでは既にグルーヴに違いが見られますから、その完成されたプレィを見られる日もそう遠くは無いように思います。個人的にはネイザン・イーストのようなどっしり感が出てくることを望んでいますが・・・。

このアルバムは、私的には、ドラムの Keith Carlock が存分に聴けるのが非常に良いです。彼の心地よいグルーヴと丁寧なスネアワークは必聴ですね。
このアルバムは全てタルのオリジナルでインストです。あぁ。ギターはマイク・スターンが良かったなぁ。ウェイン・クランツファンの方には申し訳ないが・・。
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