札幌 アルコ2007年10月20日

アルコ入り口 さて、札幌の行きつけ2軒目は、ジンギスカン「アルコ」。場所は狸小路7丁目。ラーメン「一徹」の奥。この一徹とアルコは経営者が同じです。
入り口から細い通路を20mほど行くと店です。 中に入ると10基ほどの七輪があり、中央に木炭を熱した釜があります。写真の通りでどの店でも見られる光景です。 この店は、カウンターと2階に別室もあるようです。

ここのジンギスカンは生ラムジンギスカン。何の味付けもしていないラム肉を焼き、タレを付けて食べるもの。マトンと違い殆どクセがありません。
カウンターの様子 北海道のジンギスカンは2種類あります。松尾ジンギスカンに代表されるタレに漬けた肉を焼くスタイルと、このアルコのように、味付けなしを焼くタイプ。タレ漬けは旭川や滝川など上川、空知中北部のものだそうで、生は札幌や函館、室蘭、釧路など南部、東部というような分布だそうです。

最初の頃は、「北海道!といったらジンギスカン?」ってな連想が知らずのうちに刷り込まれ、新千歳空港で降りた時も階段上部にある広告がキリンビール園の大きなジンギスカンの写真だったりして、「あぁ、食べなくては・・・」という気持ちにスイッチが入ってしまい、夜になるとススキノ方面の有名店に何度か吸い込まれたものでした。
いつもこんなです。 でも、札幌に慣れてくるとススキノという夜の中心部より外れたところ、特に狸小路5丁目以西周辺に、良い店が点在していることに気付きます。しかもススキノ価格より安い。「アルコ」もその一軒なのです。

肉もおいしいし、野菜が食べ放題って言うのがまた良いですね。野菜はモヤシとタマネギですが、このタマネギをジンギスカン鍋の汁溜りで落ちてくる肉の脂と混ぜながら焼いたのがたまりません!
薬味は、唐辛子とにんにくのソテーしたようなもの。翌日飛行機で帰る!という方は、にんにくの入れすぎに注意!
ここでは、肉を2皿、ビンビール、ライスという布陣です。これで約2000円。 焼き始めの状態 お腹いっぱいです。タレはしょうゆベースであまり甘くないものですので飽きません。とある有名店のタレは甘めだったので、煮えすぎた(焼けすぎた)野菜がしつこくなってしまい、それ以来行かなくなりましたが、「アルコ」は合格でした。
冬のなまらしばれる夜なんかは、七輪のぬくもりとアツアツのジンギスカンで暖まりたくなりますなぁ。

因みに、肉一皿650円です。

札幌市中央区南3条西7丁目狸小路7丁目
TEL:011-221-7923
営業時間:17時~23時 (日曜~22時)
定休日:月曜日
4~5名で行くときは予約しておいた方が良いでしょう。

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