ペグつまみ自作~ホンローズ2011年07月01日

スロッテッドヘッド向け、GOTHO 35Gシリーズ向けのチューナボタンです。
今回は、ホンジュラスローズでオーバル型を作ってみました。
for GOTHO 35G


このホンジュラスローズは、削ると本当にいい香りがします。まさにローズウッド!
質感も良いですし、杢も濃淡がはっきりした部分を選んでいます。

ロッドカバーみたいなやつを・・・2011年07月09日

ローズの薄板を使って、ロッドカバーみたいな飾りを作ってみました。
Rod cover


モチーフは、ご覧の通りですがナスカの地上絵!彫り込んでパテを埋めています。くちばしや尾の細さは機械では彫れない細さかも?
早速byKen74に・・・
Rod cover


同じようなローズがつき板のDY28-12に・・・
Rod cover


ちょっと大きかったかな?もうちょっとデザイン考えて作ればワンポイントになるアイテムになるかも?

ペグつまみ自作~蒔絵!2011年07月17日

ヤイリの小池さんから、「社長が象牙で作ってくれ!」と・・・
そら緊張しますぜ。天下の矢入一男氏からのオーダーというか、お試し?というか・・・頑張らせていただきます!ということで約2ヶ月かけてサンプルが完成しました。
デザインはいろいろとやり取りしましたが、以前から作ってみたかった蒔絵でやらせていただくことになりました・・・が、蒔絵自体どうやって描くのかさっぱり判っていない。
佐々木英 著「漆芸の伝統技法」なる書籍を読みながら、各種漆を揃え、筆を揃え、金粉を身にまとい・・・じゃなく(汗)

そうこうしていると、ヤイリから象牙が送られてきました。早速整形して、蒔絵を描き始めます。いろいろ試行錯誤して、ようやく形にしたのがこちら。
蒔絵


蒔絵


超アップなのでアラが目立つ感じに見えますが、通常の視野では綺麗に見えます。下地が象牙で、その白さを保たなければならないので、通常の蒔絵の技法、特に仕上げの漆が全体に塗れないのが悩みどころでした。金粉が剥れないように「粉固め(ふんがため)」と言うのを施しますが、これも試行錯誤でした。

昨日、ヤイリに行って社長に「合格」をいただき、これで1セット分の作成が始まります。本当は楽器フェア向けだったのですが、ヤイリは出展しないので、別途作る展示用のギターに装着予定ということですが・・・。

しかし、漆という塗料は凄いです。その強度や質感!先人の知恵は凄い!

ハハハ・・・作ってしまいます!2011年07月17日

呆れてください!
また作ってしまします。byKenです。

昨日ヤイリにお邪魔したのは、チューナーボタンの件もありますが、次なるbyKenの材選びでした。
Yさんもいらしてくれて、一緒に「あ~だこ~~だ」と楽しい時間です。

まずトップのシトカスプルースを選ばせていただきます。Kenさんがドサっと持ってこられて、「さぁ、選んで!」と。「ギラギラがええで」「乾いたやつがええで」「これええなぁ、でもこの筋が・・・」「う~ん」。3人であ~だこ~だと選びます。
byKen next


Yさんも選んでくれました!
byKen next


トップはこれ!ギラギラでしょ!コシもあってシルクの入り具合も良いです。勿論タッピングの音もヌケが良く響く音でした。
byKen next


サイド/バックのインドローズも選んで・・・
うわさ通りローズはイイのが少なくなってます。柾目の脂分が少なめのやつをと。Kenさんのアドバイスを全面的に聞いて選びました。
byKen next


完成は2年後かな?まだデザインもしてないし、音の方向性もこれから決めていきます。ゆっくり楽しい時間がまた流れ出します!さ~てまた呑みに行く回数が少なくなる日々だ!


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