2011夏~日光湯元2011年08月16日

久しぶりのPキャンです。
このところ夏のキャンプは、那須高原が定番になっていましたが、今年は原発の影響がより少ない奥日光は日光湯元温泉で避暑と相成りました。

奥日光は幾度となくPキャンに行っていますので、勝手知ったる場所です。日光例幣使街道(日光杉並木の一本)を通って一路日光へ。
この杉並木は、家康の没後20年をかけて植樹され、家康の眠る日光東照宮へ寄進されたものだそうです。排気ガスや開発でこの杉も倒木や枯死が進んでいるようです。
日光杉並木


日光市内を抜け、いろは坂を昇ると中禅寺湖畔に到着です。もう、ここまで来ると冷涼な空気が気持ち良いです。 ちょっと曇りベースな天候です。流星群は見えないかな・・・
中禅寺湖


数値的には低い日光地域ですが、やはり原発の影響は大きかろうと、閑散とした風景を予想していましたが、以前の盛況までは無いにせよ思いの外、人が居て地元の人間としては正直嬉しかったですね。GWは本当に人が居なかったそうです。
湖畔の賑わい


更に15分ほど昇ると湯ノ湖が見えてきました。ここの湯滝への出口付近はフライフィッシングの名所です。まぁまぁのブラウンやレインボーが釣れます。
湯ノ湖


ここで、左に折れ日光湯元温泉に入ります。今回のキャンプ地です。硫黄泉の香りが出迎えてくれます。
日光湯元温泉は、788年(延暦7年)、四本龍寺(紫雲立寺)を建立した勝道によって発見されたのが発端ということです。新鮮な硫黄泉の良いお湯です。
湯元温泉


今回のキャンプ地も温泉街内のいつもの駐車場です。ここは水洗トイレもあり、非常に良い環境です。
標高は1500m位あります。今の時期で、最高気温23℃、最低気温17℃程度です。星空も美しく、源泉掛け流しの日帰り温泉も多くありお気に入りの場所なんです。
キャンプ地


温泉に入る前に、源泉が沸いている湯ノ平湿原へ散策です。もう、すぐそこなので、ここの温泉街は源泉にとても近い場所にあるのです。
こんな小屋がいくつかあり、旅館独自の源泉や共同使用の源泉があります。
湿地なので、ちょっと幻想的な雰囲気です。
湯ノ平湿原


こんな風に至るところにお湯が沸いています。熱いものもあれば冷たいものもあります。
湯ノ平湿原


木道を歩きながら触れます。
湯ノ平湿原


さて、温泉に入りましょう!いくつかある日帰り温泉ですが、今回は「ゆの香」にしました。大人は\700。シャンプー、石鹸あります。露天風呂もあって、良い温泉でした。湯元の日帰り温泉は外れは無いと思います。施設の差だけで、お湯は基本掛け流しの硫黄泉。源泉は80℃位ありますので熱い温泉だと思います。
日帰り温泉_ゆの香


宿は、いつものハイエース。9年目の車です。2段ベッドもできる自作のキャンピングカーです。8ナンバーは取っていないので、とにかく寝るスペースを最大限に生かした造りにしています。
ハイエース号


この車での家族キャンプ歴が8年目かな?子供たちは設営も撤収も慣れたもので、頼もしく、たくましさも備わってきました。夕食の支度も手際が良くなってきて、大人たちはワイン片手にゆったり火を起こしたり・・・
最初はどうなるかと思ったけど、もう、子供たちも妻もキャンプ大好きになってしまいました。この開放感や家族や自然との一体感は、一度体験するとクセになります。
手馴れた面々


キャンプの醍醐味は食事です!今回は、豚汁、炭火焼肉、じゃがいものチーズ焼き。どれも満点な出来でした!
夕食の後は、星など見ながらのんびりするのですが、小雨が降ってきたので、手早く撤収し、車の中(1階の座敷?)でトランプ大会です!
さぁディナー


23時には就寝しました。
翌日はまぁまぁの晴れ間!
さぁ、朝風呂入りましょ!温泉寺でのんびり入ってきました。ここは休憩部屋があって、とてものんびりできる穴場です!大人¥500.勿論源泉掛け流し。
晴れました!


午前9時。結構人も多くなって来ました。正直、奥日光は那須高原のように遊ぶ施設はありません。ここは自然を感じる場所だと思っています。だからという訳でも無いですが、折角の冷涼な空気をのんびり楽しもうということで、家族で屋外UNO大会です。子供たちも、こんな楽しみ方が出来るようになりました!非常に贅沢な時間でしたよ。
木陰でUno!


15時位の下山は渋滞になるので、早めに下山します。最後に竜頭の滝を見物して、猛暑宇都宮の最終目的の地へ。
竜頭の滝


都合で1泊のキャンプでしたが、の~んびりできたので、家族全員とても満足できたキャンプでした。何もやらない(観光地を忙しく巡らない)贅沢な時間の使い方の良さを子供たちも分かって来たみたいです。素晴らし!中3の上の娘はもう行かないかな?と尋ねると「また行くに決まってるじゃん!」と。まぁ、どうなるか分からないけど、10年近くもキャンプし続けられただけでオヤジは十分満足してます!ハイ。

※今回の画像の殆どは、SONY HDR-CX560Vのビデオ画像から静止画取り込みしたものを使用しています。いつもの画像より縦横比が異なっています。ハイビジョン画質は素晴らしいです!


インレイ製作~カワセミ2011年08月27日

思い立ったら即実行です!
ヘッドプレートのインレイを作ろうと思います。まぁ、以前からシェルインレイワークは挑戦したいと思っていたのですが、こういうのって勢いみたいなものが必要です。少なからず工具の購入も必要ですし・・・

では、早速。
モチーフは「カワセミ」です。嶋田忠の写真集から選びます。
kingfisher


写真からデッサンを描いて、パーツの形と組み合わせを設計します。これを型紙にして、貝の色や柄を見ながら、パーツ毎に切り抜いていくというもの。
初作でもあるし、貝を切り抜くのも始めてだし敢えて複雑なデザインにして、切抜きの感覚をいろいろ試そうと思います。31個のパーツになりました。ちょっと細かかったかな?何とかなるさ!
kingfisher


目の細かい糸鋸で切り抜いて行きます。そんなに難しくないぞ!何とかなる!と自分を励ましながら地味な作業が続きます。
kingfisher


どうにか形になってきました。
kingfisher


紙やすりで磨いて、何とか形にしました!初作にしてはなかなかの出来じゃないでしょうか?(自画自賛)。今日はここまで。この後はヘッドプレートへのはめ込みが待ってます。
kingfisher


使った貝は、メキシコアバロン、白蝶、黒蝶、木はパドックと神代タモです。


インレイ製作~カワセミ その2 仕上げ2011年08月28日

ローズウッドのプレートにはめ込みます。
ミニルーターを使ってはめ込む場所を掘り、接着剤をベタベタと塗りたくります。他のパーツも同様に。
kingfisher


しっかり乾いたら、ヤスリで平面に仕上げます。おっと、背中の辺りに黒い点が見えてしまいました。ヤスリで削った際にアバロンの下の層が現れて、それがたまたま黒い模様だったようです。ちょっと目立つので、ここの部分だけ入れ替えましょう!
kingfisher


黒い部分だけ削り取って、色のある貝をはめ込みます。虫歯に詰め物をする感じですね。大きさを合わせてフィットさせます。細かい作業です。
kingfisher

どうでしょう。違和感無く修復できました。これで完成です!
うまく枝にとまってくれました。抜け雀(落語ね)のように抜け出さない?・・・か・・・
kingfisher

出来上がりのイメージです。#80を意識して作ったのですが、これを使うかは、まだ分かりません。
kingfisher


いや~思ったよりスムーズに出来たと思います。プレートへの掘り込みの深さ調整がイマイチでした。接着剤が入る厚みを考えなくてはならないのが分かりました。
枝のパーツは、パオローズ、ニャトー、メイプルを使いました。
さて、次はどんなモチーフでつくろうかな?


ノーサイドか・・・2011年08月30日

酔ってます!
もはや期待もしていないが、「ノーサイドで・・・」なんて言われると、我々国民の憂いや不安や憤りを全く分かっていない野田!もっと気の利いたセリフは言えないのか?ちょっともドロ臭くないし。
まぁ、野田に限らず与野党政治家も官僚も東電も大手メディアも保身に走っているとしか思えない言動や行動は、日の本の民をどん底に落としているのだけは間違いない。
文科省のSPEEDIを見ても未だ第一原発からは放射能が出ているし、さっぱり報道されなくなった海洋汚染だって、ダダ漏れの状態であろうことはちょっと考えれば素人だって察しがつく。
原発の炉心が本当にどうなっているのかは、誰も判っていない。メルトダウンしていて、チャイナシンドロームのように地下に進行しているのかさえ判っていない。判っているのかも知れないけど、それは表には出ない。まぁ、判ったところで放射能は止められないけど・・・

文化放送「ソコダイジナトコ」を聴いている。原発に関してはここの情報だけがまともに思える。TPPやFTAの話題は触れないようだが・・・。もう希望は持てない。もはや原子炉実験場の規制以上に汚れてしまった地域は、福島県の面積に匹敵しているという。半減期に要する時間は数十年、数万年のオーダー。話にならない。しかも、水蒸気爆発の危険性もあると。そうなれば更に大量の放射性物質の放出は免れない。

子供たちに何を食べさせれば良いのか?教えてくれ!東電!経産省!野田!椎名誠のドロドロしたSFの世界を連想してしまう。
俺たちは本当のことが知りたいし、そこからどうすれば良いのかを自分たちの頭で考えたい。日本はもうダメなら、子供たちを守るためなら海外に移住だって考える。親というのはそういうものだ。

農地の放射能汚染マップが発表されたけど、農水省のサイトのどこにも無いじゃないか!国民には細かい情報は隠すつもりなのか?放射能問題は、農薬やウィルス問題とは全く異なる。

復興予算も先延ばし。まるで東海地震のために留保してるかのようだ。どれをとっても、国のやっている事は信用ならない。何か特別な意図があるとしか思えない。東海~東南海~南海地震が近いのか?そんな風に勘ぐってしまいたくなる。

とても暗澹たる思いが続いてしまうなぁ・・・。



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