Karla Bonoff Live2007年11月03日

Karla Bonoff Live Karla Bonoff のLive CDがリリースされました。オフィシャルページでは、9月から販売していたようですが、私の場合はAmazonから昨日ようやく届きました。

で、どうだったかと言うと、「声が変わっていないです。」もう、50歳半ばだと思うのですが、あの透明感のある声は健在です。
収録曲は全部で21曲。2枚組です。新曲は1曲「What About Joanne」と、未発表曲1曲「Baja Oklahoma」。その他は、Bryndleのアルバムに収録されたものも含め、これまでの楽曲です。録音は未発表曲「Baja Oklahoma」のみ2005年7月30日の東京、他は2004年10月24日アメリカでの録音。
Karlaはアコギとピアノ。バックは、ギター、ベース、ドラムというシンプル且つアコースティックなバンドサウンドで、私は好きです。選曲は「New World」 からのものが意外と多いですね。私的には、「Someone To Lay Down Beside Me」「The Water is Wide 」が良かったかな。
88年以来、自身のオリジナルアルバムをリリースしていないのに、新曲1曲はいかがなものかとは思いますが、Karla Bonoff ファンとしては、そんなマイペースぶりは覚悟の上です。最近ではBryndleのアルバムでお声を聴けただけで寂しくしておりましたが、21曲ものLive盤が手元にあるだけで、あと20年は待てます!! Karlaの80歳近くなった声を楽しみにしております。彼女のファンは忍耐の人です。きっと。私も含め・・・。

Karla Bonoff ファンであれば買いだと思います。

アコースティックギターの音はピエゾ的な音ではなく、生な音ですので、その辺りも好印象ですね。L.R.Baggsを使用しているようです。

ギター磨き2007年11月04日

Guitar Polish ギターネタの写真は、ボディ、フィンガーボード、フレットなど磨いて撮っているのですが、使用しているケア製品を紹介しておきます。
ボディなど塗装されているところは、Bacchusの「ギター職人のポリッシュ」を、フィンガーボードなど保湿も含めてのケアには、HOWARDの「オレンジオイル」を使用しています。塗装面にレモンオイルやオレンジオイルを塗ると、拭き取りが結構面倒です。特にボディは鏡面のように拭き取りたいので、シリコン入りのポリッシュが私は好きですね。
Flet Clean フレットは、お馴染み「ピカール」。これ一本の量はいささか多いですね。ギター用途のみだったら一生モノです。マスキングをして、ティッシュに適量取り磨いていきます。これをやると、ツルツルのフレット面になりますので、弾きやすくもなります。

ヤイリギター訪問2007年11月17日

ヤイリギター入口 ヤイリギターは、工場見学を受け入れています。現在は、基本的に土曜日ということです。案内していただくのが職人さんですので、ご自分の仕事を止めて応対していただくわけですから、毎日のように単発で来られても当然困りますよね。ですが、どうしてもスケジュール上、土曜日以外しか行けない場合は相談してみてください。あぁ、休業日は無理ですよ。
で、過去3回訪問した時の写真をアップします。工場内はどこでも写真OKです。「隠すところは無いですから!」と明るく言われた時に「本物なんだぁ。」と感じましたねぇ。この見学は、オーダーメイドを頼むための事前調査のようなものでした。3回目の訪問で無事オーダーしまして、来年3月頃に完成予定です。半年待つわけです。

事務所 場所は岐阜県可児市。2回は車で行きました。栃木県からは高速使って6時間かかります。1回は新幹線で名古屋まで出て在来線乗り換えで4時間位ですね。小高い場所にあります。
事務所に入ると事務の女性がおりまして、見学を予約しておいた旨話し、担当の職人さんがやってきます。来客シートのようなものに住所、氏名を書き、早速見学スタートです。


材料倉庫から出発です。全ての工程は撮影できていません。(写真をクリックすると拡大写真で見られます)
ソリッドスプルースですね 合板です 外にはネックの山が・・・

指板です 力木(ブレイス)圧着 棚には力木が・・・

しばらく休ませます スキャロップが分かります この部屋で休ませます


バックの貼り付け 力木がはまる部分に切込みを入れてますね バインディング溝

ウッドのバインド バインディング巻き しばらく休ませます

ネックの数々 ネックは手削りです フレット

フレット仮打ち機。この後 ハンマーで一本一本打ちます ブリッジ部分の塗装を剥がし貼ります クランプにて圧着


シーズニングに入ります 音楽を聴かせ各部を馴染ませます 弦を張り最終チェック待ち

おまけです。

象徴的な言葉が 樹齢300年近い丸太。この部分しか使えない。これより外周は水分が多く、内周は老化のため堅い Master Craftsman
小池さんの作業場

とにかく、言葉は悪いですが古い工場!って感じです。作業場は空調も無く冬は寒そうです。空調が効いているのはギターを休ませる部屋くらいですね。工程の進み具合などで全ての工程が常時動いている訳ではありませんので、私が見たかったネックセットの部分は見られませんでした。

プレィルーム 一通り見たところで、事務所2階のプレィルームで沢山のギターを試奏することができます。カスタムオーダーの仕様などを打ち合わせるのも、この部屋です。とにかく沢山のギターです。往年のカタログに載っていたギターがあったりして不思議な感じもします。もちろん弾くこともできます。そして、材やサイズで弾き比べができます。私がカスタムオーダーする際も、ここのギターで自分が欲しい音に近いものを探して話しを進めました。


DY-45もあります カタログに載っていたあの・・・ ダブル、トリプルネック

いや~ギター漬けのひと時を過ごせます。疑問に思っていることも直接職人さんに聞けますので勉強にもなりますし。
次の訪問はカスタムオーダーのネック合わせの時です。その時のレポートも載せたいと思います。

あぁ旭川!雪だし!2007年11月19日

旭川の雪

出張で旭川に来ました。雪の予報は聞いていましたが、これほどとは・・・。この一日で降ったそうです。靴の滑り止め持ってこなかったけど、まだすり足で大丈夫。それほど凍ってない。明日は、東川~深川~札幌と車移動です。道央道、美唄付近の雪が気になります。この時期北海道はあなどれません。
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