ウォルナットの杢って2010年11月03日

ウォルナットを手に入れました。
この材も前々から狙ってはいたのですが、手に取って選びたかったので、その機会を待っていました。
ウォルナット

偶然見つけたウォルナットの端材ですが、面白い杢です。バールっぽい柄ですが、写真では全く判りませんが、よ~く見ると何とも立体的な奥行き感のある杢というか、透明感のある部分もあって不思議な杢です。オイルフィニッシュ後も期待できる感じですね。楽しみです。

ペグつまみ自作~リザード2010年11月14日

チューナーボタンの新作です。
以前、ローズをベースにして試作したものと同じデザインですが、今回は、ベースをカーリーメイプルにし、黒(黒檀)でモチーフを現してみました。手作り感満載ですが・・・しかし12回彫るのは、途中で心が折れかけます。自分はMなのかと深層の自分に問いかけたくなる時があります(笑)
モチーフは、インディアンジュエリーに良く出てくる「トカゲ」です。このシンボルの意味は、「地上の全てを知り尽くしている動物として、知性の象徴」を表します。
Base on Curly Maple

目の部分はターコイズです。黒のベースに良く合います。貝は日本アワビです。
娘曰く、「かわいい!でも宇宙人みたい!」。う~む・・・目が大きいからなぁ~。確かにすし屋のCMに出てくるやつと似ているかもしれない!まぁ可愛いけりゃいいか・・・。

メイプルは製作途中ですと杢ははっきり見えないのですが、塗装やオイルフィニッシュを施すと上の写真のようにはっきり現れます。この瞬間がワクワクしますねぇ。折れかけた心も、ここで救われます。
因みに、下の写真は製作途中。ただの白木に見えますね。
Before oil finish

ギターを選ぶデザインではありますが・・・綺麗でしょ?

アーティストとギターの音2010年11月17日

最近、週末の夕食当番?で(というか、料理も趣味なのでストレス発散に作るんですが)キッチンのBGMに吉田拓郎を聴いてます。イイねぇやっぱり。アコギの録音はGibson!って音してるし・・・確か拓郎はJ-45でしたっけね。ジャキジャキな音が拓郎の声には合ってる!
あの当時(70年代~80年台前半)のアコギの録音は、マイク収録が殆どですよね。そういえば、アーティストの弾くギターの音もトレードマークだったなぁと・・・
そんな音を聴いてギターを弾くようになって、レコードやFMから聴こえるあのギターの音はどうやったら出せるのか?みたいな思いは、フォーク世代、初期のニューミュージック世代は、持たれていたのではないでしょうか?

いつしか自然と、YAMAHAはこんな音、Gibsonはこんな音、Guildは、Ovationは・・・そんな印象が植え付けられたと思います。
当時は、NHK-FMでスタジオライブを多くやっていたりして、ライン録音された音を聴くことができました。さだまさし、アリス、南こうせつ、ふきのとう、NSP・・・微妙なピッキングのニュアンスなど非常に参考になった記憶があります。特にさだまさしとバックの石川鷹彦のギターは音の出し方などかなり影響されました。

ギターの音だと、さだまさしのYAMAHAカスタムの硬質な音。チンペイのDOVEのワイルドなストロークの音。こうせつのステレオ出力したアダマスにフランジャーをかけた音。長渕剛がYAMAHAのLAを弾きながら歌った「順子」のGibsonっぽいギターの音。
海外では、カーラボノフの「Restless Nights」で聴けるマーチンであろうアコギの音。カンサスの「Dust In The Wind」のスリーフィンガー。そしてS&G、イーグルス、ジェイムステイラー・・・etc
まだまだインスト系の音も挙げ出したらキリが無い。

きっと、こういった多くの記憶が今の音への好みやコダワリに繋がっているのでしょう。

今のポピュラー音楽は、昔ほどマイク録りされた生音を多く体験できない環境にあると思います。それが良いか悪いかは判らないけど、楽器を鳴らす側であるなら、多くのプロの生音を体験すべきなのではないかな~。きっとそこから、楽器を鳴らすための、音楽として聴かせるための多くのヒントを与えてくれると思います。

そんな事を考えながら、トマトベースのパスタを作った週末でした。
ちょっと説教臭くなりましたな。ご勘弁。

by Ken打ち合わせて来ました2010年11月21日

前回のヤイリ訪問の際は、皆さんと盛り上がってしまったために?肝心なbyKen#74の打ち合わせをすっかりやらずじまいでした(汗)
仕切りなおしというか、そろそろ製作が開始されるとのことで、製作前最終の打ち合わせをやりに、ヤイリさんにまた!行って来ました。

何か予感がしたので、いつもより30分早めに家を出ますと、案の定、塩尻北IC付近で事故渋滞!40分弱のロス!
長野道事故渋滞でした

この日は、そこここで事故がありましたね。気をつけましょう!

13時にヤイリに入り小池さんのもとへ。行くや否や小池さん「みんなが来る前に打ち合わせやっちゃお!」と、わかってらっしゃる。私もそのつもりで少々早めに行きました!いろいろ細かい所を詰めさせていただいて、早速型作り頼んじゃうぞ!と、いよいよ始まりますね。3月末位の完成かな?と言うことです。

この日は、仙台からのオーダーの方、そしてamanoさんなどいらっしゃいまして、結局何だかんだとギター談義に花が咲くのでした。
スペシャルなbyKen達

話している最中も、様々なスペシャルなギターを弾かせていただいて、byKenの鳴りを体感するのでした。Kenさんも「どや?そのメイプル」と言った具合に感想を求められて、そこからまたいろいろと話が広がっていきます。
ギターになる日を待ちわびる材

松尾さんも加わって、材の話、ピックアップの話などなど。それは多岐に渡ります。非常に勉強になります。チューナーボタンの新作も持って行き見ていただきました。皆さんに気に入っていただけているようなので、結構その気になってしまいます。おだてに弱いので(笑)

そしてそして、amanoさんの奥様が手作りの差し入れを持っていらっしゃいました。以前もバナナケーキをいただくことができて、今回はサツマイモのかりん糖を作っていらして、私もいただきました!
手作りの差し入れ

ウマイ!ウマイ!まだ出来立てで温かくて、かりん糖ですが、柔らかくホクホクしていて美味しかった!ご馳走様でした!
本当にお上手です。ササッと作られてしまうのでしょうね。amanoさん(旦那さま)羨ましいです!

今度は、ネック合わせの時かな?途中の写真など、送ってくださいね!Yさ~ん。amanoさ~ん!よろしくお願いしま~す!

byKen#74 製作開始です!2010年11月28日

いつもヤイリでお会いしているYさんから写真が送られてきました!ありがとうございます!
つい先日、小池さんから「真型これから作るとこだよ!」ってメールが来たところでしたが、もうロゼッタのベースが入ってるし。
オリジナルなシェイプです。SJ(スモールジャンボ)な感じです。ヒップの曲線を「いやらしく」しました。スケベおやじらしいギターになるでしょう。
製作開始です!

いや~いよいよ始まりました。これからが楽しみですねぇ。
しかしYさん、隔週でヤイリ行ってません?羨ましい・・・

ん?右にちょっと見えるサンバーストは**さんのマホガニープロトですね!こちらの進み具合も楽しみですね。
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