L.R. Baggs ANTHEM "TRU-MIC" SYSTEM 心は動く・・・2010年05月05日

L.R. Baggs ANTHEM TRU-MIC deoemonさんからの情報で、先日発売されたアコギマガジンに、L.R. Baggs ANTHEM "TRU-MIC" SYSTEM の記事が載っているということで、早速購入し読みました!・・・もう、目からウロコというか・・・目頭が熱くなったというか・・・
L.R. Baggsの社長である、ロイド・バッグスのインタビュー記事が載っているのですが、後半、正に私が自作ピックアップを試す中で感じていた事そのものを、やはりロイド・バッグスも感じていたようです。
「~最低域をマイクで拾うのは最良の選択だとは思えない~パンチに欠ける~エレメントはギター自体の音を損なうことなくパンチの効いた低音が出せる・・・」
「低域を拾うのに、M-1のようなマグを使用している人も多く、それらはちゃんと機能している~ただし、生音の再生という意味でも最終的にエレメントのキャラクターが理想に最も近かった・・・」と。

もう、買ってしまうやろ~!
日本発売は6月だそうです。Elderly Instrumentsでも、今オーダーで6月12日ですね。因みに、ANTHEMが$299。ANTHEM-SLが$199。

ヤイリな一日2010年05月09日

オーダーしたByKenのサイド/バック材はマホガニーで指定させていただいています。
マホガニーって通常のリボン杢の他に、稀少材として、丸っこいうねりのあるキルテッド(タマモク)、蜂の羽ばたきの後のようなビースイング、トラ杢であるフレイムマホガニーなどがありますが、なかなか見ないですよね。そもそもマホガニーにそんな杢があることすら知らない方も多いと思います。

さて、そんな稀少材・・・ヤイリさんならあるはずと、ハーパーのロックを舐めながら考えておりまして、ダメもとでヤイリギターの小池さんにご相談しました。キルテッドについては、単板の場合曲げの時に割れる可能性が高いのでできない事は以前から聞いておりました。フレイムマホガニーを探してもらうことにしまして、「見つかった!」との連絡が入り、早速確認のために可児まで\1000高速を飛ばして行きました。午後到着です。
フレイムマホ

ありがたいです。お忙しい中時間を割いて探していただきました。
杢が見えやすいように画像を暗くしてあります。さすがにメイプルやコアのような杢とまではいかなくても、マホガニーでこれだけのトラ杢は珍しいと思います。
仕上げが楽しみです。音は堅くなる傾向にあるようですが、その辺りは小池マジックで私の願う音に作ってくれるはずですので、全く心配しておりません!

サインしてお取り置きとなりました
材にサインして、めでたく私の予約材になりました!

この日は、もう一組のお客さんがお見えになっておりました。
オーダーのネック合わせとオールドヤイリの音の調整をされておりました。音の調整では'75 DY28の調整で、2回目の調整とのこと。ここでも小池マジック炸裂でしたね。明らかに煌びやかな音に変貌していました。この奥義は凄いです。本当に。

その後、amanoさんもお見えになって、雑談している中で自作のペグつまみの話題になり、話のタネに・・・と持っていったこれまでの製作物を見ていただいて、先の調整の方とamanoさん。「欲しい!」と言っていただけたので、もらってもらいました。3セットも!使っていただけるのは本当に嬉しい限りです。素人工作なのでこの先どうなるか判りませんが、喜んでいただけたら嬉しいですね。

最後に小池さんに、磨きの技術を教えていただきました。早速実践です。
ホンジュラスローズのものです。オイルフィニッシュ前の状態で、ピカピカに磨けました。この方法を教えていただきました。

ピカピカです

そして、オイルフィニッシュ後。これまでのモノとは全く違う質感になりました。これはイイです!

これまでのものとは違う

小池さんありがとうございました!またお邪魔しま~す!

ホンジュラスローズでペグつまみ2010年05月15日

ホンジュラスローズ(ニューハカランダ)で作りました。今回は、ヤイリの小池さんに教わった仕上げ方法を取り入れています。
艶出し仕上げです。
ホンジュラスローズです
板目と耳の部分を活かしてみました。濃淡がはっきりした杢なので綺麗ですね。

装着してみますと・・・
装着してみました。ハカの板目好きな方にはウケるかな?

イイ質感です・・
写真でもイイ質感であるのがわかります。実際、手触りもツルツルで大変よろしいです。この材はイイですね。まだまだあるので、量産しようかな?

ココボロ手に入れました!2010年05月20日

最近マメ科の木材の端材が目に付きます。
またハンズで見つけてしまいました。今度はココボロ。
ココボロです
お値段も手頃。ジリコテよりも安いかな?ちょっと中途半端な大きさなので安いのでしょう・・・でも、ペグ屋にとってはこれは手頃な大きさなのです。2個購入してしまいました。魅惑的な杢が良い感じですね。ちょっと赤っぽいですが、これはこれで個性のあるペグになるやも知れません。
しかし硬そうです。腱鞘炎になってしまうかな?ベルトサンダーが欲しくなってしまうなぁ・・・。

Live at the Troubadour :James Taylor and Carole King2010年05月23日

トルバドール・リユニオン(DVD付) James Taylor and Carole Kingの「ライヴ・アット・トルバドール」がリリースされました。先月来日したツアーの、2007年にトルバドールで行われたものです。CD+DVDです。日本語版のCDはSHM-CDということですね。
LAのトルバドールというクラブは、イーグルス始め、JT、CK、カーラボノフなど、様々なアーティストがここから巣立ったと言っても過言でない、現存するクラブです。行ったことないですが、その存在は随分前から知っていました。店内の画像もあって、何だか感慨深いです。

さて、「ライヴ・アット・トルバドール」。もう、数回観て聴いていますが、噛めば噛むほど・・・感の強い作品です。先月の武道館でのライヴの時に感じた穏やかな空気は、この作品からも感じられます。CKのはじけるような笑顔は、とても68歳とは思えない若さというか可愛さを感じます。JTは相変わらずクールな印象ですが、この二人のお互いを信頼し尊敬し合っている想いが、画面から溢れ出しています。観ていていつの間にか微笑んでいる自分がいます。
ギターの音がどうとか細かいことは関係無いです。勿論、全て大御所のミュージシャンであり、このバンドは70年代のオリジナルメンバーであるので、そのサウンドは間違いないのです。
「Will You Love Me Tomorrow? 」のハーモニーはたまらないです。 「You've Got a Friend」は、お互い感謝の気持ちを伝え合う・・・本当に心のこもったパフォーマンスです。

彼らの楽曲は、混沌としていた70年代前半に、その若者たちがそこから這い出したい想いが唄となったものがベースです。根源は違っても混沌とした今の時代を生きている我々にも、彼らの唄には響く何かがあるのだと思います。
  ブログ内検索:
Loading